2013年10月9日水曜日

10/8火曜 しょう油ラーメン

「ラーメン」を食べる時に入れる「何か」。
「にんにく」「コショウ」「一味」「七味」
「山椒」「ラー油」時に「酢」etc.。

一般的には「しょう油」に「コショウ」、
「味噌」には「一味」「七味」かいな?
この度の「しょう油ラーメン」は思いの他、
「粗挽き黒コショウ」がドンピシャだった。

自分で作ったのならともかく、外で食う場合、
せっかく「作り手」が念入りに調整した物をぶちこわす気はない。
ちょいと「風味を増す」程度にそれらを振る事はあるが、
少なくとも一口は食うし、
「辛くもないラーメン」を、わざわざ「辛過ぎる程」にする趣味もない。


けっこう良く見かける「ラーメン屋さん」の光景、
届いた「ラーメン」に、食いもしないうちにコショーを先ずふる。
そう言ったお方はなぜか、
「俺は辛いものなんか屁でもねーぜ!」と自己主張するかの様に、
背中に物を言わせて「これでもかっ」と、しこたまかける。
隣にでもいようもになら「クシャミ」連発。

中にゃあ、そんな事「微塵」も感じさせない店もあるけど、
たいがいは「お客様」に喜んで頂くべく、
念入りに調整した「料理」を届けるべく努力をしているはず、
先ずは「一口」なり食うのが「礼儀」って物じゃあないかと思う。
いきなり「コショウ」じゃあ、まるでその「料理」を否定している様だ。

「常連」「食い慣れている」って事もある。
そんなお客様には、良識ある店ほど「いきなりコショウ」をさせない様、
何らかの「調整」をするはずに思える。

以前「いきなりコショウ」を宣言なさった方に尋ねると、
どこ行っても「いきなりコショウ」との事。
まあ「コショウが好き」って事も考えられるが、
「先ずは自分の範疇の味に仕立て上げ、安心の味にする」ってのは、
先日の「お子ちゃま口」の一例でもある。

「だってラーメンだろ?」と仰る。
事は「ラーメン」、庶民の味、誰でも知る味だが、
「何処のラーメンでも同じ味」って言うなら「ラーメン」が可哀想だ。

注文したものは、どうしようが注文した人の勝手。
「うるせえ事言うなよ」って事もある。
が、そう言った方は「私お気に入りのラーメン屋さん」やら、
念入りに調整した物を出している「真っ当なラーメン屋さん」にゃあ、
是非出入りして欲しくないと、個人的には念じるのみだ。


"newport"宮木英貴


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