「豆豉」っちゃあ「黒豆」で作った「発酵食品」。
「味噌」と「納豆」の中間みたいな「発酵臭」、
普通に言うなら「ちょい臭い」し「ちょい苦い」独特の風味。
臭ーい「チーズ」やら「塩辛」がOKだと「セーフ」だが、
その辺が苦手だと多分「アウト」、難しいかもしれない。
が、形自体は「豆」で乾燥もしているので、摘まんで口に放り込みやすく、
「酒の当て」にもイイ、言っちゃあ「大人の味」だ。
「大人の味」っちゃあ、大概「酒」絡みだろうと思うけど、
「子供」の頃、全く受付無かったもんが食えるようになるとか、
「好き」が「嫌い」になったりした「味」の事。
そりゃあ「人それぞれ」で一概には言えないけど。
さて、世に「お子ちゃま口」と言う者ありける。
「子供の心」ならぬ「子供の舌」を持ち続けている方々。
「大人の味」は見向きもせず、子供の食う様な物ばかり好んで召し上がる。
世の中には「大人の味OK」かつ「酒の当ては饅頭」と言う、
「両刀使い」と言う「猛の方」も存在するが、そんなんじゃない。
その症状は、それこそ「人それぞれ」って事は言うまでもない、
たとい彼ら彼女らが「酒は飲む」としてもだ。
「臭い」「苦い」は眼中に無し、
訳の解らない「味付け」なんざも、もっての外。
「牛肉」は「塩コショウ、しょう油、デミ」、「〜風ソース」は冗談じゃない。
何より、見た目「グロい」のはダメ。
「ホタテ」は貝柱は食うけど「ヒモ」は食わない。「ベロ」は間違っても食わない。
みんな「美味しい味」にしちゃうから「化学調味料」大好き。
にも関わらず「何か」を隠す様に、
「自己主張」「一家言」お持ちの方も多い。
「あれは、ああ!」「これは、こう!」と仰る。
かつ、面白いのは「私は好き嫌いはない」と言い張る。
「いいか教えちゃる!ポテトサラダにゃ、大盛り砂糖が不可欠」
と言われた時ぁ返す言葉を失った。
俺は何のために「じゃがいも」を苦労、工夫して茹でてるんだい?
「じゃがいもの味で充分」ってのがこっちのスタンス。
別なタイプとしては「食い物」は生きるための「エサ」と思っている方々。
可哀想に「食を楽しむ」事を知らないでここまで来ちまった。
そりゃあそれで目も当てられない……。
申し訳ないが、
まあ「そんなお方々」にゃあ「豆豉ラーメン」分かるまい。
「ちょいニガ」「ちょいシブ」の「ミソラーメン」ってとこ、
ああ美味い。
"newport"宮木英貴
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