2013年10月5日土曜日

10/4金曜 豆豉ラーメン



「豆豉」っちゃあ「黒豆」で作った「発酵食品」。
「味噌」と「納豆」の中間みたいな「発酵臭」、
普通に言うなら「ちょい臭い」し「ちょい苦い」独特の風味。

臭ーい「チーズ」やら「塩辛」がOKだと「セーフ」だが、
その辺が苦手だと多分「アウト」、難しいかもしれない。
が、形自体は「豆」で乾燥もしているので、摘まんで口に放り込みやすく、
「酒の当て」にもイイ、言っちゃあ「大人の味」だ。

「大人の味」っちゃあ、大概「酒」絡みだろうと思うけど、
「子供」の頃、全く受付無かったもんが食えるようになるとか、
「好き」が「嫌い」になったりした「味」の事。
そりゃあ「人それぞれ」で一概には言えないけど。

さて、世に「お子ちゃま口」と言う者ありける。
「子供の心」ならぬ「子供の舌」を持ち続けている方々。
「大人の味」は見向きもせず、子供の食う様な物ばかり好んで召し上がる。
世の中には「大人の味OK」かつ「酒の当ては饅頭」と言う、
「両刀使い」と言う「猛の方」も存在するが、そんなんじゃない。

その症状は、それこそ「人それぞれ」って事は言うまでもない、
たとい彼ら彼女らが「酒は飲む」としてもだ。

「臭い」「苦い」は眼中に無し、
訳の解らない「味付け」なんざも、もっての外
「牛肉」は「塩コショウ、しょう油、デミ」、「〜風ソース」は冗談じゃない。
何より、見た目「グロい」のはダメ。
「ホタテ」は貝柱は食うけど「ヒモ」は食わない。「ベロ」は間違っても食わない。
みんな「美味しい味」にしちゃうから「化学調味料」大好き。

にも関わらず「何か」を隠す様に、
「自己主張」「一家言」お持ちの方も多い。
「あれは、ああ!」「これは、こう!」と仰る。
かつ、面白いのは「私は好き嫌いはない」と言い張る。

「いいか教えちゃる!ポテトサラダにゃ、大盛り砂糖が不可欠」
と言われた時ぁ返す言葉を失った。
俺は何のために「じゃがいも」を苦労、工夫して茹でてるんだい?
「じゃがいもの味で充分」ってのがこっちのスタンス。

別なタイプとしては「食い物」は生きるための「エサ」と思っている方々。
可哀想に「食を楽しむ」事を知らないでここまで来ちまった。
そりゃあそれで目も当てられない……。

申し訳ないが、
まあ「そんなお方々」にゃあ「豆豉ラーメン」分かるまい。
「ちょいニガ」「ちょいシブ」の「ミソラーメン」ってとこ、
ああ美味い。


"newport"宮木英貴




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