2011年4月13日水曜日

4/12火曜 アイヌネギと牛肉のオイスターソース炒めの焼きそば

「アイヌネギ」または「アイヌ」は差別用語なのかねえ。

「アイヌネギ」について、次のような記述がweb上にあった。
[臭いがきついので、勝手に「質の低い食べ物」 → 「アイヌが食べるもの」 → 「アイヌねぎ」 というステレオタイプが出来上がってしまい、差別用語と成った、という感じです。というわけで、「アイヌねぎ」という言葉は、差別用語 です。]なんだそうだ。

また「アイヌ」と言う言葉は「アイヌ」の人を指す、立派な「アイヌ語」だそうだ。しかし、かつて和人が「アイヌ」人に向かって、「やーい、アイヌ!」みたいな意味で差別的に「アイヌ!」と言ったりしたそうで、「アイヌ」の方々が「アイヌ」と言われる事を嫌ったそうだ。「アイヌ協会」を、「同朋」を意味する「ウタリ」をつけて「ウタリ協会」としたのもそれが理由だそうだ。「デブ」が「デブ」って言葉が嫌いなのといっしょ。

で「アイヌネギ」は差別用語かって事だけど、私思うに「アイヌ」の方々も「アイヌネギ」は大好きじゃなかったのかな?って事。臭いがきつかろうが何だろうが、「アイヌネギ」の「滋養強壮感のある味」は古今東西問わず「俺は強い」と言いたがるオスは大好きだと思う。「アイヌ」の人が「倭人」なんぞに食わしたく無い位「アイヌネギ」が大好きだったから「アイヌネギ」って説はどうだ。そんな発想すれば差別は関係ない様な気がするけど。


そんなこんなで「臭い」イコール「質が低い」は違う考えのような気がするけどなぁ。まあ、昔の人は他人に迷惑をかけてしまう程「臭い」物は嫌う、現代人に想像できない様な「品」が良い人が多かったのかもしれないけど。そこまで言ってしまったら何も言えんが。


だから、差別だと思って「アイヌネギ」って言えば「差別」になるんじゃない?

そもそも、北海道の伝統として、脈々と「アイヌネギ」って言って来たんだから、「アイヌネギ」で良いじゃない。深い意味はない。「アイヌネギ」は「アイヌネギ」。俺は「アイヌネギ」と言う。

で「アイヌネギ」、この4月中旬でもう噴火湾近辺では採れているようで、昨日「虻田」で買ってきた。ひょっとしたらビニールハウスの栽培物かな?

ま、まあうまかったから、良いけど。



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