思い出した様に、食いたくなるカレー。どうしてだ?
子供の頃「カレー」は、いわゆる「我が家のご馳走」だった。特別でもない普通の日に食べるんだけど、我々にとって豪勢な食事だった。「やった!今日カレー!」とガッツポーズが出る勢いだった。
隣の家も、裏の家もカレーの日は、匂いがするからバレバレだった。「良いな~、カレーか~!」と思った。自分ちも当然バレバレだから、「良いな~!カレーか~?」って羨ましがられて、俺が作っている訳でも無いのに、少し誇らしかった。
年が進んで、作ってもらうんじゃなくて自分で作る年齢になると、どいつもこいつも「伝家の宝刀」を「ひっそり」持つ様になる。子供に作ってあげるお母さんのみならず、料理自慢の男共まで「あれ入れる」「こう作る」「そう食う」と腹に一物を持つ様になり、酔った勢いで自慢話のごとく口から溢れ出る。全く「どいつもこいつ」もだ。
あの「におい」が鼻の奥から離れない。脳みそにしみついてる。
「カレー」は「ラーメン」並みの「ソウルフード」か?
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