2011年4月3日日曜日

4/2土曜 麻婆丼

先週末から今週頭にかけてドタバタで、疲労度が蓄積だけしていたところに、どうやら軽く風邪を引いたらしく、体はまだ良いにしても、気力が湧かない。

早い話、ここの所の「写真だけアップ」の言い訳をしているんだけどね。まだ本調子じゃ無いけど、文章を入れる気力を絞り出している塩梅。

で、「麻婆丼」。

私がベネズエラに滞在中に覚えた味。彼の地にも「中華レストラン」は多く、基本的に現地の材料を使い、中華材料は船便コンテナで運ぶので、「中華レストラン」は基本安い。で良いコックさえ居ればすんごく「美味い」。

彼の地ではまた、イタリア料理はイタリア人、ドイツ料理はドイツ人、アラブ料理はアラブ人が作っている。「中華レストラン」でも当然そうで、私が「麻婆豆腐」に感動した「中華レストラン」はその上、客も中国人ばかり、中国人御用達の店でありました。

あんまり美味くて、その「麻婆豆腐」を出す中華レストランの隣に住んじゃった位。当時、自分の飯は自分で作らずに、そこでいつも食っていた。

味つけの基本は「豆豉(とうち)」と言って、黒豆で作った乾燥させた納豆みたいなヤツ。「アヒ」と言う唐辛子系野菜と「搾菜(ざーさい)」が入って、しこたま「にんにく」と「シラントロ(香菜)」がはいる。

ちなみに発音も「まーぼーとーふー」で通じた。面白いのは同じ店の中でも、作り手が変わると、料理も違ってしまうこと。我々日本人コックが「マエストロ」と呼ぶ老中国人コックのが、一番すごかった。彼に飯を使ってもらうのに、どんだけ銭突っ込んだことか。



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