先日の「宴会」で、食いきれなかった「すき焼き」を貰ってきた。
そいつを「卵」でとじて、「すき焼き」丼ってこと。
宴会等で、山の様な「食べ残し」を見ると、凄ーく「痛い」。
「これ、みんなもと生き物だぜ。」とか、
「ここに並べるために、何人の手が掛かっているやら。」とか、
「腹減らして、死ぬ人もいるのに」とか、とか、とか、
「ありきたり」「当たり前」過ぎる「思い」ばっかだが、
つらつら考えちまう。
「小さい」店だと、「お持ち帰り」もOKだけど、
「ホテル」だと、「石橋叩いて」持たせてはくれない。
今、「世の中」が、何かあると、
まず「他人のせい」にする傾向があるから、
より図体のデカイところは、より「リスク」もデカイくもなるので、
「石橋」を叩く。
「絶対、あんたのせいにはしません。」とか、
「一筆」書いても良いから、持たせてくれりゃあイイのにとも思うが。
ま、お客様にも一因はある。
それは、「万人に受け容れられる料理は無い」って事。
例えば、人によって「ご馳走」「豪華」「美味そう」って思える物が違う。
「カニ」「エビ」が良いって人もいれば、
「血も滴る肉」が良い、
「瑞々しい野菜」が良い、
「パン」が良い「ご飯」が良い「麺」が良い、etc.etc.etc.etc.…………。
つまり、人それぞれ「価値感」が違う。
が、「わー!いっぱい!」「でかい!」は誰にでも分かる。
結果「見た目豪華」「食い切れないだけ」に走る傾向がある。
ま、それも提供側に考えが足りないって事もある。
全体の分量を考えていない、
お客様の動きを観察していない、
「増減」を考えると仕事が複雑になる、etc.etc.etc.etc.…………。
「食い物の分量」は、けっこう厄介なテーマだ。
自分の中でも「結論」は、まだ、まだ出ていない。
今でも「試行錯誤」の連続だ。
「年齢」「性別」「職種」「体調」………。
考えなきゃならない事山盛り。
newport宮木英貴
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