2013年2月19日火曜日

2/16土曜 トンテキ


先日、信号待ちで某焼肉屋前に停車時、
店頭には、デッカい「トンテキ」の写真、
助手席の「嫁」が「H君が、ここのトンテキが美味しいって」と。
「タレ」が美味しいとのたまう。
その正直な感想は「ケッ!」てなもん。

そもそも「トンテキ」なんてェ、
「ビフテキ」のバッタもん丸出しの、言葉が気に入らぬ。
「狂牛病」 騒ぎで「牛」が食えねェってんで、出て来た名前と記憶する。

もっと「ヒデー」のは、その店構え。
どんな「センス」で、その店を作ったのか。
如何なる理由であれ、「良き姿」をあそこまで「改悪」する事はない。
あまり具体的にすると、何処かバレるんで止しとく、
名指しで、人を批判できる程にも、偉かぁないもんで。

もう「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」状態。
「味」とは関係のないところで、「トンテキ」を悪者にしている。
だが…「トンテキ」なんて料理、本当は全く知らない事に気付く。
「それじゃあ作るかい」ってのが、今日の「賄い」。

「Google」さんで「トンテキ  タレ」と検索、
山の様な「レシピ」の中から、全く適当に一つ選んでみた。
「材料」の中に「オイスターソース」があり、
「豚にオイスターソースかい」と興味を持ったまでは良かったが、
よく見ると、この「レシピ」がまた、「感」に触る。

だって、
「ケチャップ」「オイスターソース」「ウスターソース」「ワイン」etc.
の分量が「事細か」「詳細」に書かれている。
そう言う物は「メーカー」やら「グレード」やらで、
「味」「香り」「濃度(硬さ)」、「塩分」だって違う。
その上「5分煮詰めると完成」とか何とか、具体的に書かれている。

まあ「選んだのは自分」、
「材料の組み合わせ」だけ頂いて「適当」に制作。
それなりに美味しくは出来たが、「レシピ」の役は立っていない。
「トンテキ」に罪はないが、やっぱ「相性」は悪い。


「レシピ」に良くある表記、「卵3ケ」とか「バナナ2本」とか……。
「一つ」「一本」に「差」がある材料は、
「重さ」表記にすべきと、常々思っている。
それにしたって、「材料」の「状況」だってそれぞれ違う、
そうなると「袋小路」、出口は見えないのだが…。

何時でも、誰でも同じ「味」「状態」を作るためにも、
料理の「レシピ」は存在する。
「未知」の料理には、道標として必要かも知れない。
「レシピ」の行間には、それを作った人間の「思い」が込められている。
そこを読めれば、良いのだが…。
結局は、「適当」が寛容って事。


我が「持論」は「同じ味は二度作れない」だ。
もう、「感性」一発にかけていると言っても過言ではない。

お客様には、大変ご迷惑をおかけしております。

newport宮木英貴




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