2012年9月4日火曜日

9/2日曜 もずくそば


奄美の与論島では、「デロデロにしたもずくと小麦粉を練って麺にした」、
のを「もずくそば」って言うらしいが、
もちろん、そんな「マニアック」な食い物じゃあなくて、
普段「賄い」にする、「具」がごちゃごちゃ入る「そば」に、
「もずく」が、更に入っただけって事。

なんし、「海藻」好きだ。
「小樽」での生活を離れて、約20年ぶりに帰ってきて、
「何が嬉しかったか」って言うと、海藻の「量」「種類」「質」だ。

「ふのり」「岩のり」「わかめ」「メカブ」
「細目こんぶ」「仏のみみ」「銀杏そう」「もずく」etc.
季節、季節を飾る「海藻」が目白押しだ。
それぞれの、何が凄いって、全てが「近海物」「小樽産」だ。
当然全て「生」。塩蔵品、加工品なんかじゃない。
「これぞ地元の食材」ってなもんだ。

今年は「もずく」は、かなりなトコ食べた。
去年は、食べたかどうだか分からない程しか食べてないから、かなり幸せ。
なんせ、この「もずく」、時期は夏場のほんの2〜3週間、
売っているのは、街の「市場」だけ。スーパーには並ばない。
「小樽近海」と「南方」の「それ」とでは、
なんせ「歯ごたえ」「味」「香りの鮮烈さ」の「ワケ」が違う。

「もずく」だけじゃあなく、さっきの「海藻」全般に言える事だが、
その「歯ごたえ」「味」「香りの鮮烈さ」を、最大限に味わうには、
「味噌汁が最高」であろうと思われる。
って、その物言いいは、個人的「好み」が大反映されている事は間違いないがね。

「海藻」を良く洗って、適当に刻んでおくいて、
好みの「味」に仕立てた「味噌汁」の、「煮えばな」に放り込む。
間髪を容れずに「火」を止める。決して煮ちゃあいけない。
なんなら、先に「お椀」に「海藻」を入れといて、
熱々の「味噌汁」を注ぐなんてのも、良い。
「黒」が「緑」に変化する。「えも」言われぬ「磯の香りが立つ」。
口に入れると、その「磯の香り」は倍増もする。
うううううう…。うまい!


まあ、熱い「そばの汁」に入れるんなら、
その「味噌汁」の塩梅にも、「準じよう」ってトコだ。
そりゃあ、それなりに「美味い」「旨い」。

newport宮木英貴



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