奄美の与論島では、「デロデロにしたもずくと小麦粉を練って麺にした」、
のを「もずくそば」って言うらしいが、
もちろん、そんな「マニアック」な食い物じゃあなくて、
普段「賄い」にする、「具」がごちゃごちゃ入る「そば」に、
「もずく」が、更に入っただけって事。
なんし、「海藻」好きだ。
「小樽」での生活を離れて、約20年ぶりに帰ってきて、
「何が嬉しかったか」って言うと、海藻の「量」「種類」「質」だ。
「ふのり」「岩のり」「わかめ」「メカブ」
「細目こんぶ」「仏のみみ」「銀杏そう」「もずく」etc.
季節、季節を飾る「海藻」が目白押しだ。
それぞれの、何が凄いって、全てが「近海物」「小樽産」だ。
当然全て「生」。塩蔵品、加工品なんかじゃない。
「これぞ地元の食材」ってなもんだ。
今年は「もずく」は、かなりなトコ食べた。
去年は、食べたかどうだか分からない程しか食べてないから、かなり幸せ。
なんせ、この「もずく」、時期は夏場のほんの2〜3週間、
売っているのは、街の「市場」だけ。スーパーには並ばない。
なんせ、この「もずく」、時期は夏場のほんの2〜3週間、
売っているのは、街の「市場」だけ。スーパーには並ばない。
「小樽近海」と「南方」の「それ」とでは、
なんせ「歯ごたえ」「味」「香りの鮮烈さ」の「ワケ」が違う。
「もずく」だけじゃあなく、さっきの「海藻」全般に言える事だが、
その「歯ごたえ」「味」「香りの鮮烈さ」を、最大限に味わうには、
「味噌汁が最高」であろうと思われる。
って、その物言いいは、個人的「好み」が大反映されている事は間違いないがね。
「海藻」を良く洗って、適当に刻んでおくいて、
好みの「味」に仕立てた「味噌汁」の、「煮えばな」に放り込む。
間髪を容れずに「火」を止める。決して煮ちゃあいけない。
なんなら、先に「お椀」に「海藻」を入れといて、
熱々の「味噌汁」を注ぐなんてのも、良い。
「黒」が「緑」に変化する。「えも」言われぬ「磯の香りが立つ」。
口に入れると、その「磯の香り」は倍増もする。
うううううう…。うまい!
まあ、熱い「そばの汁」に入れるんなら、
その「味噌汁」の塩梅にも、「準じよう」ってトコだ。
そりゃあ、それなりに「美味い」「旨い」。
newport宮木英貴
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