全くお恥ずかしい話しだが、
「ツナ缶」の類いで、同じ様な味付けでの「カツオ缶」があるのを、
つい最近まで、全然知らんかった。
そういや「マイルド」だの「ライト」だの「ファンシー」だの、
名前だけは「TV」やらで、聞いた事があった気がする。
だいたい、種類が色々多過ぎて、それぞれの違いに、
興味を持つ気にさえ、なれない程のリリース量だ。
先日、某「ツナ缶」を食べたら、ヒドい不味かった。
どうも「ヤケに魚臭い」「生臭さが抜けきれない」味。
で、その缶を良く見たら、「カツオ」と書いてあった。
「エッ!ツナ缶てマグロじゃネエの?!」ってなもん。
調べてみたら、材料は「マグロ」と「カツオ」があって、
「マグロ」も部位で種類があって、「身」の形にも種類があって、
「油漬け」と「水煮」があって、その「油」にも「こだわり」があって、
………………、もう百花繚乱。
「缶詰」なんざ、「工業製品」。
「味」にバラつきがあって当然の、「自然」の材料を使った「食品」を、
「大量生産」するにゃあ「味」は思い切り「濃く」しないことには、
均一な品質は保てない事が多いハズ。
まあ、だから「魚の缶詰」は「味噌煮」「しょう油煮」やら、
「味が濃いの」が多いのだが……。
つまりだ、「缶詰」が不味いなんて信じられない事。
よっぽど「センス」が無いメーカーか、「材料」が悪すぎたか。
聞いた事もない「メーカー」の安物だった気もする。
そんな物、買う方も悪いが。
今回の「賄い」、「アンチョビ」の代わりに「ツナ缶」を使う作戦。
基本「アンチョビ」に「火」を入れる時、爆発しない様に「超弱火」がポイント。
同じに「油漬けのツナ缶」を「超弱火」で「火」を入れる。
すると、自分の「油」で「揚がった」みたいに、「カリカリ」香ばしくなる。
「超弱火」で、時間はかかるから、「じゃがいも」でも一緒に入れときゃ、
ついでに「じゃがいも」も「カリっ」となって、いい感じ。
最後に「ピーマン」を炒め合わせりゃ、本日の「賄い」は完成に近い。
この手は、多分先の「不味いカツオ缶」にも行けるんじゃないかな。
美味しくなるかどうかは知らんが、多少「ゴマかし」が効くとは思う。
料理は「ゴマかす」のも大切だい。
newport宮木英貴
0 件のコメント:
コメントを投稿