2012年9月23日日曜日

9/22土曜 具沢山温麺


「素麺」は、夏の名残り「揖保の糸」。
「具」は山盛り、「キノコ」「竹の子」「昆布」「高野豆腐」…。
やっと、温かい麺を「あったかくて美味しいネェ」って食える気候になった。

出汁は、頂き物の「マグロ節の糸削り」。
驚く程濃厚な「味」が出る。

いわゆる「魚の節」ってのは、
冷蔵庫なんて存在もしない昔から、近海で獲れた「魚」を、
どう「保存するか」って方法の一つなんだろう。
調べたら、「カツオ」を干す事は、「縄文」の時代から痕跡があるそうだ。

「カツオ節」「マグロ節」の他にも、
花鰹の材料の「サバ節」やら、「アジ節」「イワシ節」。
「鮭」「秋刀魚」「ニシン」を使ったのもあるそうだ。

「保存」のため、
「塩蔵」したり「干す」って作業までは、想像の範囲としても、
「燻製して干す」「カビを付けて保存性を増す」
なんて作業は、どう発想したものか。
「着目」「転換」「探求」「爆発」「我慢」……………。
長い時間がかかったであろう事も、想像に難くない。

「出汁」を取るには「節」だけじゃあ無くて、
「煮干し」なんてのもある。
「イワシ」「アジ」「トビウオ」…………。

先人の「知恵」には恐れいる。
おかげで、「美味い」思いができる。ありがたいこっちゃ。
東西南北、足を向けて寝れない方向だらけだ。

newport宮木英貴


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