2011年2月17日木曜日

2/16水曜 鮭の酒粕入り味噌汁

ここのところ使い塩梅にも興味があって、「酒粕」を使う事が多い。「酒粕」は料理に、そのちょいと酒くさい「香味」と「コク」をプラスするし、今時のような寒い冬場には「体を温める」感があって、嬉しい材料だ。

発酵食品で、その風味が独特なだけに、味覚の未発達の子供や、好き嫌いの多い方には少々つらい材料かも知れない。かつて好き嫌いの激しい子供であった私も、当然食えた物ではありませんでした。でも、当店メニューの「酒粕グラタン」でも実証しているけど、その他の発酵食品の「チーズ」「味噌」等との相性も、言うまでもなく素晴らしい。今は大好き。かつての自分を「棚に上げて」言うけど、その辺理解できない奴はかわいそうだね。

で、「鮭の酒粕味噌汁」。
入れた野菜は当家「鮭の三平」とほぼ同じ。「大根、人参、玉ねぎ、じゃがいも、昆布」、におい消しに「しょうが」は忘れられない。

「鮭のあら」に塩をして、そこらに3~4日放置。塩が回ったとこで塩を洗い流し、必要なら流水にさらして余分な塩分を抜く。後、熱湯にくぐらせて雑味と余分な脂分を流す。で鮭は用意完了。

後は野菜やら、鮭やらを好みの塩梅に煮てくだけ。「鮭のあら」が細かけりゃ、あんまり煮ると、ぼろぼろになっちゃうから程々にするのが良いかも。

で、味噌を入れて塩分等を整えてから、最後に「酒粕」を投入。余り煮ると風味が飛んでしまう。けど、アルコール臭さを飛ばすために、少々煮込むと、他の材料との馴染みも良くなって、良い感じにもなる事も最近解った。

美味かったよー。お試しあれ。






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