2011年2月24日木曜日

2/23水曜 黒ごま担々麺

中華の深遠を感じさせる料理。


推測だけで物を言うが、聞いた話しによると、どうも日本人が「担々麺」の「汁入り」を開発したらしい(鉄人珍さんのパパ?)。本場「四川」では汁無しの「絡め麺」の様な物とのこと。

推測の話しで「深遠」も何もあるか!
と言う突っ込みも有りそうなとこだか、何が「深遠」かと言うと、魚介系味と肉系出しの出会いとだと言う事。

今のラーメン界では当たり前の組み合わせだが、そのベースは中国四千年に遡る。考えて見れば、中華じゃ魚介と肉の炒め物なんか普通に存在してる。

以前、その「珍さん」の「担々麺」のレシピ見て驚いたのは、スープのベースに「海老のペースト」が入っていた事。それに「ゴマペースト」が加わって、肉系スープでのばされる。どういう発想で「海」と「山」が出会うのか。伝統と言えばそれまでだが、恐れ入る。

自分のやり方は、出来るだけ「味」を混ぜないで、材料その物の「シンプル」な味を「良し」と基本的にはしている。

中華であっても四千年の歴史で「シンプル」味の発想は、まず無いわけ無いので、それ以上の発想で「組み合わせ」の発想があるのだと思う。試行錯誤、ありとあらゆる「組み合わせ」が試されたんたろうねぇ。そこらに思いを馳せると、余りに「深く」て「膨大」で目が回りそう。

さて今回の「黒ゴマ担々麺」。
「深遠」の「し」の字位は出せたかな。簡単に言うと「肉系出し」に、「海老味ナンプラー」で味をととのえてみました。黒ゴマが効いております。



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