2013年3月27日水曜日

3/26火曜 ミートソース


以前にも、話題に上げたが、
当店にゃ、ビン詰め、作り置きの「ミートソース」がある。

デカい鍋イッパイに仕込んで、ビン詰め→常温で保存している。
その方が「光熱費、味の安定、手間」から言っても効率が良いし、
なんたって「常温」で、一年は軽く置いておける。
ソース等「冷凍」なんぞしたら、すぐに「冷蔵庫」はパンクだ。

「ビン詰め」の時「脱気、殺菌」の作業で、数十分「火」が入るし、
保存の間に「味」も「熟れる」様で、
ソースの仕込みの時、あまり「煮込む」必要もないのも良い。

以前調べたところ、「味が熟れる」「味が染みる」には、
「温度」はほとんど関係なく、「時間」が物を言う様だ。
つまり「何時間煮込みました」自慢ってのは、ほとんど自己満足。
「何時間」の間「火」にかかっていたのは余り重要では無く、
「何時間」の間「その味になって時間が経った」てのが重要って事。
うっちゃっておけば良いだけ。
何時間も「火の番」「かき回す」作業はいらない。

ま、これ、「科学的に厳密」な実験結果ではないので、
曖昧な表現にはなっておりますが、実経験から言っているし、
「次の日のカレーは美味い」のはみんな知っている。
「味の染みた物」「味が熟れた物」を食いたきゃ、
作った「次の日」に食えば良いって事。
逆に考えれば、「今日」仕込んでおけば「明日」は食うだけ、
時間を有効に使える。

閑話休題

たまたま「香菜」があったので、「ミートソース」に入れてみた。
「香菜」は、中華、東南アジア系にも思えるが、
「英名」は「コリアンダー」、洋食にも使われる。
当店の「カレー」にも、「種」のパウダーは必需品。

かつて在した「ベネズエラ」でも、「香菜」は何にでも入れて食うし、
「ミートソース」には付き物。
非常に「懐かしい」味で、口には出さなかったが「感激」。
ちなみに彼の地では「シラントロ」と言う。

「嫌われ者」の側面もあり、意見は両極端。
「あれが有るから東南アジアは嫌い」vs「あれが有るから東南アジアは好き」。
ま、もう少し「好き」派が増えりゃ、小樽でも簡単に手に入るのに、
今は、札幌まで行くか、自分で育てるしかない。

newport宮木英貴



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