2013年3月29日金曜日

3/28木曜 冷やし中華


「冷やし中華」は、正真正銘「日本」の料理らしい。
「韓国冷麺」辺りからのヒントを頂いたか。
まあ、「冷やし中華そば」の略ではないかと思われる。
「スープ」に「ごま油」と「酢」を加えて、
「蕎麦」「素麺」「冷麦」よろしく、
冷やした「麺」にかけてみたってところ。

具である「きゅうり」「卵」「ハム」の色合いは、
「完成の域」に達している程、「美しい」とは思うが。

「中華そば」だって、どう考えたって「日本」の料理。
「鶏出汁」「しょう油味」のスープが、
「縮れた細麺」が入った「赤い丼」にはってあるイメージ。
「中華」版の「かけ蕎麦」って感じ、
まあ、「漠然」と「中華」っぽいから、「中華」なんだろうなぁ。

「カニ、エビ」が入った薄焼きの卵を、飯の上に乗っけて「あん」をかけた、
「天津飯(てんしんはん)」も、日本生まれの「中華」とのこと。
日本ではメジャーな「酢豚」「八宝菜」は、
「モノホン(本物)」中華料理だったりもするから、
「中華」やら「天津」やら、
事大きい名前が付いている程「怪しい」のかも。

「スパゲッティ ナポリタン」「インドカレー」の例もあるし、
「アメリカン(フレンチ)ドック」に至っては笑っちまうが。


「しょう油」に「ごま油」「酢」の香りがしたら、
何となく「中華」な感じだ。
「冷やし中華」しかりだし、
「焼き餃子」ってのは「日本風」らしいが、
テーブルに、その「中華三点セット」が並んでいる。
ついでに言うと、「赤い丼」「龍の絵皿」「中華のグルグル模様の器」
に盛り付けられていりゃあ完璧だ。

洋食なんてのは、「西洋風日本的料理」だが、
ソース(いわゆる卓上の「ウスターソース」)が洋食、しょう油は和食。
なんて考え方もある。
俺なんか、子供の時分はそう思っていた。
ソースかけて食うトンカツは洋食、
しょう油で味付けの「すき焼き」は和食。
煮込んだ「豚の角煮」は和食

そんなこんな、当店は「西洋風日本的料理」のお店です。


newport宮木英貴





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