2013年3月8日金曜日

3/7木曜 オムライス

歳が片手で言える程の頃、「甘い物」が嫌いなイヤなガキだった。
だから、「卵焼き」は食えなかった。
だから、「卵焼き」の延長の味がする「オムレツ」なんざダメ。
その上、甘い「ケチャップご飯」が入っている、
「オムライス」なんぞ、食うワケない。

そんな頃、そうなんだから、それは習慣になってしまっていた。
それ以降、「オムライス」が、少なくとも、
あたしの前に置かれることはなかった。

「オムライス」が「食い物」として再認知されたのは、
いい加減な歳になって、「コック」として働き始めた頃、
「人」として「許容範囲」が増え、かつ「必要」に迫られ、
何でも食わなきゃ「ヤバイ」と思い始めた頃だ。

「独立」「一人暮らし」は「人」を育てる。
「ワガママ」言ってちゃ、「食い物」があたらない。
「仕事」もあたらない。

閑話休題

チョイの気まぐれで、「オムライス」にしたが、
食いながら「ハタ」と気付いた。
「未だオムライスを工夫しようなんて気がおきない。」
「鶏」「玉ねぎ」等を炒め「ケチャップご飯」にして、「薄焼き卵」でくるむ。
それ以上、以外に「オムライス」を「作る」、「楽しむ」なんて発想がない。

巷には「オムライス屋」なんてのがある位。
「ソース」が、「デミグラス」だったり「ベシャメル」だったり、
はたまた、「ケチャップ」ぢゃなくて「本格トマトソース」だったり。
中が「ドライカレー」で、「カレー」がかかってたり。
「卵焼き」が「トロトロ」だったり。


「なんかご飯」を「卵焼き」でくるんで、「なんかソース」をかける。
それで良いなら、どうとでもなる。

んーー。
こうしちゃいられない。

newport宮木英貴






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