これも、いわゆる「豚丼」かね。
「豚丼」は、「丼飯」に焼いた「豚」を乗っけた、
その焼き方は千差万別とは言え、「帯広」オリジナルの一品。
一時の「狂牛病」騒ぎで、「牛ぢゃなく豚」の風潮の中、
一気に「メジャー」の仲間入り、
「Y野屋」でもメニューに入っちゃった。
今回のは「オイスターソース」ベースのタレに、
「豚ヒレ」のクズを、一晩漬け込んでおいて、
「玉ねぎ」と「ごま油」で炒めた。
「飯」の上に「叩いた長芋」を乗っけておいて、
更に、その上に「炒めた豚」を乗っけている。
「長芋」は「飯」を食い過ぎると、最近もたれるんで、
「増量」「濃い味緩和」「脂っ気緩和」のために使っているが、
「長芋ご飯」の様相も楽しめて、凄く良い。
「あれこれ」乗っけても、
「それなり」に、味をまとめ上げるのは「飯のパワー」。
「米」「麦」の類が「手を替え品を替え」、
「飯」「うどん、蕎麦」「パスタ」「サンドイッチ」等の「料理」になる。
あらゆる「材料」「味」を丸め込む「パワー」は、
これら「炭水化物料理」において、ある意味共通しているが、
我ら日本人にとって、「飯」は別格に位置する。
いわゆる「ソウル フード」だ。
「飯に乗っける」、「別々に盛り付ける」でも、味が違う。
「飯に乗っける」と、「乗っけた物」の「味」が「ご飯」に、
「染みたとこ」「半分染みたとこ」「染みてないとこ」が、
あるのが「良い」んだろうねぇ。「丼物」の醍醐味だぁね。
昔は、「飯」が「乗っける物」に犯されているようで、
「丼物」は嫌いだった。
「とんかつの卵とじ」をおかずに「飯」を食う方が良かった。
一人暮らしが、板に付いた辺りから、許せる様になり、
今では「信者」でさえある。
つまりは、個人的には「大人の味」かもしれない。
newport宮木英貴
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