2013年6月18日火曜日

6/16日曜 豚汁


どうも、近年同じ「テーマ」が多い。
本日も「あえて」踏み込むが、そりゃ「脂」の話し。

豚汁の魅力と言ったら、
人にもよるが、「豚肉の旨味」はもちろん、
「ごぼう、しょうが」の香り、
「玉ねぎ、大根、じゃがいもetc.」の渾然とした「甘み」。
そして、汁の表面に光る「豚の脂」だ。

「豚汁」は「名、実」共に、「具を食べる味噌汁」の
「日本王者」と言っても差し支えはなかろう。
「仕込みは切るだけ」「調理は煮るだけ」「味は具から出る」等々、
細い作業を必要としないから「大人数」を賄うためにも優れている。

小中学校時、炊事遠足で「カレー」と並ぶ、
もう一方の「雄」だった事は「懐かしい」思い出。
「私、脂身嫌い」と言う女子を、不思議な物を見ている様に眺めていた。
その昔、母親が作る我が家の豚汁の、
親指大はある、デッカい「豚バラ」の一切れは「愛」だった。

「光る脂は必然」と、確信していたはずだったが…。

今回「豚肉」は「ヒレ」しか在庫は無かった。
新たに購入の道もあったが「冷凍庫」の整理も必須、
しょうがなく「豚ヒレ」での「豚汁」となった。
作りつつ、「案外いける予感」も有った事は有った…。

予感的中、食べてみるとこれが問題ない。
「具」を炒める時「ごま油」を多目にしたが、これが効果バツグン、
つまり「植物性油脂」で満足しちゃっている。
し、「肉」の感触に、不満を感じない自分がいる。

「トンカツ」は「ロース」の事であって、
「ヒレ」は女子供、年寄りの食い物と決めていた。
彼の地「ベネズエラ」では、「豚ヒレはロースのオマケ」であったが、
「なんて正しい」と思っていた。

んーー。
「こんなハズじゃない」とは思いつつ、
「これもあり」とも思う。
単に「視野」が広がったと、思いたい所である。

"newport"宮木英貴


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