「我がオリジナルを汚す」かなんか言って、
料理関係の「雑誌」「TV」「web」等は、
「本気」で見ない、または「必要以上」に見ない様にしている。
するってぇと「本当に必要な情報」を取りこぼすってぇか、
「落とし穴」にハマることがある。
今回の「本場物カルボナーラ」が、まさしく「それ」。
全く「やられたっ」てなもん。
調子こいて「カルボナーラ」なんてぇ「メニュー」を出してはいたが、
「ガキ」の頃からの「やり方」「レシピ」から出ることなく、
何の疑いを持たなんだ。
「本場」に想いを寄せる事を忘れていたとは、いかんいかん。
先日「TV」において、「ナポリのカルボナーラ」をやっていた。
「ナポリじゃあ、生クリームは入らねぇ」とナポリのコックさんは言う。
「えっーーー!?」てなもん。
そりゃあ、早速にでも「作って」「食って」みなきゃならん。
ここ「日本」てか、かつてご教授頂いた「カルボナーラ」は、
「ベーコン」をバターで炒めておいて、パスタを投入、
「生クリーム」「卵」「パルメザンチーズ」を合わせたのを入れて、
パスタの余熱で「卵」をクリーム状に仕上げるってもの。
「卵」の使い方、火の入れ方なんかに「コツ」もあるが、
「簡単」に言うとそんな感じ。
で「本場物カルボナーラ」。
全く「日本式」から「生クリーム」を抜いた物。
ちょいとの「イメージ」では「日本式」が「生クリーム」の分、
「くどい」「濃厚」ってな感じだが、
「本場物」は食った感じ「チーズ」の味がストレート「濃厚」。
実は「生クリーム」は「チーズ」の味を「まろやか」にしていた。
あまり「量」は行けぬが、確かに「シンプル」で良いかも。
が、店じゃあ「当たり」が柔らかい分「日本式」が良いかも知れぬ。
「えー?そんな事も知らんかったの?」と、言うなかれ。
だから「落とし穴」と言っているではないか。
笑わば笑え。
"newport"宮木英貴
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