2013年6月28日金曜日

6/26水曜 本物カルボナーラ


「我がオリジナルを汚す」かなんか言って、
料理関係の「雑誌」「TV」「web」等は、
「本気」で見ない、または「必要以上」に見ない様にしている。
するってぇと「本当に必要な情報」を取りこぼすってぇか、
「落とし穴」にハマることがある。

今回の「本場物カルボナーラ」が、まさしく「それ」。
全く「やられたっ」てなもん。
調子こいて「カルボナーラ」なんてぇ「メニュー」を出してはいたが、
「ガキ」の頃からの「やり方」「レシピ」から出ることなく、
何の疑いを持たなんだ。
「本場」に想いを寄せる事を忘れていたとは、いかんいかん。

先日「TV」において、「ナポリのカルボナーラ」をやっていた。
「ナポリじゃあ、生クリームは入らねぇ」とナポリのコックさんは言う。
「えっーーー!?」てなもん。
そりゃあ、早速にでも「作って」「食って」みなきゃならん。

ここ「日本」てか、かつてご教授頂いた「カルボナーラ」は、
「ベーコン」をバターで炒めておいて、パスタを投入、
「生クリーム」「卵」「パルメザンチーズ」を合わせたのを入れて、
パスタの余熱で「卵」をクリーム状に仕上げるってもの。
「卵」の使い方、火の入れ方なんかに「コツ」もあるが、
「簡単」に言うとそんな感じ。

で「本場物カルボナーラ」。
全く「日本式」から「生クリーム」を抜いた物。
ちょいとの「イメージ」では「日本式」が「生クリーム」の分、
「くどい」「濃厚」ってな感じだが、
「本場物」は食った感じ「チーズ」の味がストレート「濃厚」。
実は「生クリーム」は「チーズ」の味を「まろやか」にしていた。

あまり「量」は行けぬが、確かに「シンプル」で良いかも。
が、店じゃあ「当たり」が柔らかい分「日本式」が良いかも知れぬ。

「えー?そんな事も知らんかったの?」と、言うなかれ。
だから「落とし穴」と言っているではないか。
笑わば笑え。

"newport"宮木英貴


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