2013年6月19日水曜日

6/18火曜 鶏胸の塩麹漬け丼〜もったいない丼


時々作るパーティ用前菜に「ササミの生ハム風」ってのがある。
「塩麹」に2〜3日漬といて、2〜3日冷蔵庫で、
冷風当てつつ表面を乾燥させて出来上がり。
「ササミ」の鮮度と「塩っ気」さえ間違えなきゃ、
「鶏の旨味」たっぷり「ネットり」、生ハム風で良い塩梅だ。

でだ、その「塩麹」、塩っ気はまだまだ充分「もったいない」。
チョイッと「日本酒」でのばして「ブレイン方」の効果も期待する。
「ブレイン方」ってなぁ、
「肉」を液体に漬けといて、「水分」を染み込ます「方」。
特に「鶏胸肉」に効果がある。
んで「胸肉」の厚みを開き、均等にしてこれに漬けこんじゃう。
冷蔵庫で2〜3日ってとこ。

で、良い塩梅になったそいつを、
ゴマ油なんぞひいて、「フライパン」なんぞで焼いてやる。
「中火」よりもチョイ弱い「火」で、
「鍋ブタ」なんぞで押さえつけつつ焼けば、
「カリッ」と良い塩梅に焼ける。
お試しあれ。

さて、漬けといた「塩麹」をチョイ舐めると、
染み出た「鶏」の旨味やら「塩」塩梅やら、
「焼いた鶏胸」の「ソース」に、やたら良い感じ。
これも捨てるにぁ「もったいない」。
まんま「煮詰め」て「ミキサー」にかけたら、
「姿」まで「トロッ」と良い感じ。
「麹」と「固まった鶏のタンパク成分」が、トロ味を出してる。

さて「フライパン」に残る、
「鶏を焼いた油」「鶏の脂」「鶏の旨味」も「もったいない」。
ここに、頂き物の「レタス」をザク切りにして、
この「フライパン」に放り込む。
根こそぎ「フライパンの残留物」を「レタス」へ移してやる。
この「レタス」、人が殺せそうな程「カッチカチ」だが、
炒めりゃ「シャクシャク」いい感じになるってもんだ。

炒めたレタスを「丼飯」に乗っけ、
焼いた「鶏胸」も乗せる。
「塩麹」ソースをかけてやりぁ、
「もったいない」精神に溢れかえった、「今日の賄い」の出来上がり。

「もったいない」って気持ち以外は、
あれもこれも、「偶然」「思い付き」の産物。
なれど、こいつが「おっ!」て程の仕上がり塩梅。
「嫁」にもお褒めを頂く。

たまにぁ、こんな事もあるって。

"newport"宮木英貴


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