2013年6月9日日曜日

6/2日曜 稚貝のみそ汁


「野暮い用」があって5連休もしちまいました。
その上疲れちまったのか「風邪」をぶり返しちゃって、
「さらにもう一日」休業。
皆様がたには、ご迷惑をおかけしたかも知れません。
失礼いたしました。

「野暮い用」。
当事者なれど、どちらかと言うと「嫁の用」で、
私「一人でも営業」出来なくもなかったのですが、
「片手片脚以上が無い」と思える様な程の「不安感」、
とても「一人でも営業」だなんて「根性」も起きやしやせん。
「嫁」の重さを思い知るに至るりました。
ありがたや。


さてこの「賄い」、休み前の物。

先日「ホタテ稚貝」の頂き物があり、
その「味噌汁」なんざ、初めて自分で作った次第。
だいたい「殻」やら「貝」が付いているものは、
外すのが面倒で、あまり食わない。
し「稚貝の味噌汁」は何度も食べた事はあったが、
さして「美味い」とは思わず、気には止まってはいなかった。
けど「自分で作って」且つ「美味い」と、そりゃあ、気に止まるってもん。
おかげで、その後「安い、良い稚貝」を見つけると作ってまう。

しかし「稚貝の味噌汁」っちゃあ、何だか贅沢だ。
「シジミ」「アサリ」は、だいたい大きさはあんな物だが、
ひとつひとつ「ホタテ」はまだまだデカくなるのを食う訳だし、
何より、「生のホタテの稚貝」が食えるのは、
日本でも一部分だけだ。

小樽の前海は、何やらホタテの「卵」が
垂らしておいた「養殖用カゴ」に入り、孵化するのに、
凄ーく適しているそうな。
が、「身」を大きくさせるにゃあ、
生息する「プランクトン」にせいか、向かないそうな。
で、「稚貝」で各地に出荷されるとのこと。

ちなみに「間引き」もしないと、大きく出来ないので、
「小さい」「弱い」「多過ぎる」分は、近隣に出荷されるって寸法だ。
小樽を含む、この北海道西岸部は、まさに「稚貝の宝庫」、
物が小さいだけに、「生」で届けられる範囲は決まっている訳だし、
「ホタテの稚貝」は、「地」の贅沢って事。

そりゃあ、食わにゃあ。

"newport"宮木英貴


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