2012年1月12日木曜日

1/11水曜 たまたまの残り物で親子丼もどき


基本、材料は捨てない。
と言うか、端から端まで使い切る事を信条としている。
材料を使えない状況、つまり「腐らせる」様な事も無い様、心がけている。

作った料理も、当然捨てたくはない。
流石に、客の歯型が付いている肉片は辞めておくが、
箸を付けた痕跡が無い物は「賄い」の材料になる。

本日の「賄い」はそんな一品。「親子丼もどき」。
「通し」の残りの、いかれる寸前の「鶏のごぼう巻き」。
パーティーの肉料理の付け合わせの「青み」。
が主な材料。

「ごぼう巻き」に水を張って、炊けば出汁はでる。
バターで炒めた「玉ねぎ」を投入、
「酒」「しょうゆ」で味して、卵で閉じて飯に乗せれば完成。


材料は「食って美味い瞬間」がある。その「瞬間」を逃さい無い様に努める。
けど、材料が「不味くなる一線」もある。「腐る」って事。

これはあくまでも個人的「感想」「考え」なんだが、
「材料が腐る寸前」は面白い事が起きる。
その材料の「味」が無くなる。「味」がしなくなる。「不味く」さえ無い。
「肉類」は顕著、野菜はその前に見た目からダメになるけど。

そうなったら、だいたい、次の日には違う匂いがし始める。
つまり「腐った」匂い。

完璧に「美味い」瞬間だけで料理が作れたら、最高だろうね。
けど、そうもいかないのが現実。
「食べられる」、「美味い」は別の事なれど、
色々な意味で、材料を100%使い切る「目」「感性」を養わねばって事。
まだまだ勉強中であります。


そんな事、誰でも思っている事で「当たり前」の事だけど。
「一手間」で捨てないで済むのに、結構その「一手間」が面倒くさい。よね?
俺はやるべく、普段から努力はしているが。



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