2012年1月4日水曜日

1/3火曜 ちらし寿司


小学校の頃、誕生会やら何やらで「お呼ばれ」されると、
決まって「ちらし寿司」だった。
「赤」「緑」「白」「黒」色が氾濫していて、
何だか、お目出度い感じを醸し出しているからかも知れない。

そんなこんなで、お正月だから「ちらし寿司」。

景気良く「生ちらし」と行きたい所だが、
まだ水産市場で「セリ」も始まっていないので、スーパーに魚が無い。
有っても、人の足許見たかの様に、ベラボウな値段。
か、いわゆる「塩干物」ってもんだけ。

もっとも、市場の人のみならず、漁師さんだって正月は来る。
「元旦、三が日」位は休んでもらわないと。
ちゅう事で「根菜類」「乾物」をやっつけた「ちらし寿司」となった。

だいたい、どうして「ちらし寿司」になったかって言うと、
「前日の「そばの出汁」が余っちゃったから。」というのがそもそもの発想のスタート。
何かの弾みで「鉄火丼」が頭に浮かんで、「酢飯の鉄火丼も美味いよなー」。
で、「余り物」「有る物」が組み合わさった結果。

「余り物」から「ちらし寿司」まで行くあたり、
「ちょっと、そこらの奴にゃあ真似できまい。」と自画自賛。
嫁は褒めてくれたけど………。


小学校当時、私、「酸っぱい」「甘い」物が大嫌い、
その上、嫌いな「きゅうり」「焼いた卵(錦糸卵)」まで乗っていた。
一口も食べる事ができない。
自分の嫌いな食べ物を組み合わせると、「ちらし寿司」になると思っていた。

嫌なガキだ。
呼んでくれた家の「お母さん」は喜ばせようと思って作ったはずなのに。
「白いご飯に、海苔の佃煮」をもらった記憶がある。


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