冷蔵庫の野菜カゴと相談の上、あり合わせでやっつけたら、
なんとまあ、そこら辺にありそうな「賄い」になった。
しかし、トマトのなんとえらい事。
煮て良し、焼いて良し、当然生でも良い。
ちょっと煮て、しっかり煮込んでそれぞれに、それなりに美味い。
肉と合わせて良し、魚と合わせて良し、野菜とだって良し。
甘くて良し、酸っぱくて良し、辛くたって良し。
少々荒れた味だって、上手い塩梅に丸め込む。
当然、日本的な材料だってなんとかしちゃう。
トマトソースに「味噌」を入れて「グラタン」のソースにして、
チーズを乗っけて焼いた事もある。
そもそも、南米アンデス辺りが原産、メキシコ辺りで食用に栽培が始まったらしい。
それが「コロンブス」以降、ヨーロッパに伝わり、
きっと中南米と似た気候の、南ヨーロッパ、地中海沿岸でまず広まったんだろう。
今じゃ「トマト」イコール「イタリアン」なんてイメージだけど、
ヨーロッパでの「トマト」の歴史はいいとこ、数百年てとこ。
日本じゃ戦国時代に突入する辺り、
なんだか長いんだか、短いんだか分からないけど……。
たしか「じゃがいも」「とんがらし」
「とうもろこし」「かぼちゃ」何ぞも、アンデス原産。
「中南米」贔屓の私なんかは、意味もなく「様みぃ」なんて感じる。
「コロンブス」の時代がもたらした、世界の激変ぶりは、
食い物の面からも良く判るってもんだ。
それ以前のヨーロッパの人達は何食ってたんだか、と、思えるくらい。
閑話休題
今気がついたが、今日の「賄い」。
「キャベツ」+「ベーコン」+「トマト」は、
これにひき肉足したら「トマト煮のロールキャベツ」。
なーんだ、「ロールキャベツ」バラかしただけじゃん。
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