パーティーの料理用に、「鯛」を一本買った。
「鯛」だし、未確認ながら本州のどっか産の養殖物。
最近は本州産の魚でも、かなり良い状態で小樽のスーパーにも並ぶ。
その上、値段も手頃。
「アジ」やら「鯛」やら……………
当然、「鯛の身」はお客様行きではあるが、「頭、ヒレ、骨」は俺の物。
前日夜に、「カマ」と「ハラス」は酒蒸しで、酒の「当て」。
軽く塩して、日本酒かけて、電子レンジで「チン!」。
これで充分に美味い。ポン酢なんぞを「タラッ」、てなもんだ。
養殖物でちょい「脂」クサイけど、うるさい事言わなきゃ美味い。
「美味いもの」食うにゃ、うるさい事言わないのも肝要。
うるさい事言ったって、
いわゆる「本物」に出会うのは、一年に何度もない。
ま、巷には「能書き」って「スパイス」が必要な方も多いけど。
閑話休題
で、残りは「ショウガ」を効かせて、「昆布」をひいて、軽く煮込んで出汁を取る。
「アラ」は、あまり長時間煮込むと、
出汁は魚のいやらしい匂いがしてくるし、身も崩れるし、味も無くなっちゃう。
「品の良い味、香り」であるうちに、火を止める。
「退き際」が肝心。時間にすると最長で30分位かな?
欲しい出汁の分量にもよるけど、当然もっと短かくったって良い。
この辺の時間感覚でやっつけると、「鰯」の骨だって美味い出汁が取れる。
そんで、この出汁にあり合わせの野菜をを放り込んで、完成。
味は「日本酒」ダバッ、「しょうゆ」チョロ、「塩」パッ。シンプルなほど良い。
今回は「和」を意識したが、私的には「洋」的展開も視野に入る。
この辺は、悩ましいところ。方向性を決めてかからないといけない。うーーー。
「アラ」が「賄い」だと困った事が一つ。
「食うのに、手前、暇がかかる」こと。
仕事が山積していると、丁寧に食べたい処だけれども、気も急く。
凄ーく悩ましい。
「小振りのシジミの味噌汁」なんかも、この種族の食い物に分類される。
なんにせよ、「魚のアラ」は「賄い」の王道なのは間違いない。
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