2012年1月14日土曜日

1/13金曜 鯛のアラ汁


パーティーの料理用に、「鯛」を一本買った。
「鯛」だし、未確認ながら本州のどっか産の養殖物。
最近は本州産の魚でも、かなり良い状態で小樽のスーパーにも並ぶ。
その上、値段も手頃。

「アジ」やら「鯛」やら……………

当然、「鯛の身」はお客様行きではあるが、「頭、ヒレ、骨」は俺の物。
前日夜に、「カマ」と「ハラス」は酒蒸しで、酒の「当て」。
軽く塩して、日本酒かけて、電子レンジで「チン!」。
これで充分に美味い。ポン酢なんぞを「タラッ」、てなもんだ。

養殖物でちょい「脂」クサイけど、うるさい事言わなきゃ美味い。
「美味いもの」食うにゃ、うるさい事言わないのも肝要。
うるさい事言ったって、
いわゆる「本物」に出会うのは、一年に何度もない。
ま、巷には「能書き」って「スパイス」が必要な方も多いけど。

閑話休題


で、残りは「ショウガ」を効かせて、「昆布」をひいて、軽く煮込んで出汁を取る。

「アラ」は、あまり長時間煮込むと、
出汁は魚のいやらしい匂いがしてくるし、身も崩れるし、味も無くなっちゃう。
「品の良い味、香り」であるうちに、火を止める。
「退き際」が肝心。時間にすると最長で30分位かな?
欲しい出汁の分量にもよるけど、当然もっと短かくったって良い。
この辺の時間感覚でやっつけると、「鰯」の骨だって美味い出汁が取れる。

そんで、この出汁にあり合わせの野菜をを放り込んで、完成。
味は「日本酒」ダバッ、「しょうゆ」チョロ、「塩」パッ。シンプルなほど良い。
今回は「和」を意識したが、私的には「洋」的展開も視野に入る。
この辺は、悩ましいところ。方向性を決めてかからないといけない。うーーー。

「アラ」が「賄い」だと困った事が一つ。
「食うのに、手前、暇がかかる」こと。
仕事が山積していると、丁寧に食べたい処だけれども、気も急く。
凄ーく悩ましい。
「小振りのシジミの味噌汁」なんかも、この種族の食い物に分類される。

なんにせよ、「魚のアラ」は「賄い」の王道なのは間違いない。


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