2012年1月29日日曜日

1/28土曜 ペスカトーレ ロッソ


トマトベースの魚介のパスタ。
「エエカッコしい」で「イタリア語」で言っては見たところで、
冷蔵庫のスミの「イカ」やら「タコ」やらの切れっパシ、
パーティーで使った材料の残り物の「エビ」やら「鮭」、
あれやこれやを集めておいて、使ってしまいたいトマトと合わせただけ。

料理の名前…………、基本「どうでも良い」と思っている。
名前で味が変わるわけじゃなし、一皿は一皿。


店では、出来れば、メニューには出来るだけ解りやすく書く。

「トマトとモッツアレラチーズのサラダ」と書く。
「ハチの巣のトマト煮」と書く。
それでも「カプレーゼ」「トリッパ」とオーダーされるお客様はいる。
言いたいんだから、それで良い。

「知ってる!」って言いたいんだから、、おっしゃって頂く。
こっちも「知ってるね?」って顔すりゃ、双方満足。

時に、逆をやって「何?」って好奇心をくすぐるのに、
わざとに「ソパ デ  アホ」とか書く。「んー、アホ?」
「アホは、スペイン語でニンニクの事。ニンニク沢山のスープです」なんて言うと、
「じゃあ、それ。」てな塩梅。
「バカってスペイン語もありますよ。」なんて、会話も続く。


「肉」と「じゃがいも」が入った「カレー」を、
「肉じゃが!!」と「名前」を言い切れば、
「これが当家のスタイル!」と言い切れば、「肉じゃが」になる。

それで迷惑する人は、「イメージ」をぶち壊された人くらい。
「一般的」って事もあるが、「義務」じゃないし、
「イメージ」の世界で遊んでいる方が、「私的」には面白い。
言っておくが、これはあくまで、私的意見。

「あなた」にも適用しようってんじゃ無い。ご心配無く。


newport宮木英貴


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