「ブロッコリー」は、当店では「常備菜」。
「常備」しているから、ちょっとの加減で「常時」余る。
「常時」余っているから、「しょっ中」食わねばならぬ。
「しょっ中」食っているから、「ブログ」ネタは尽きている。
ちゅう事で、「ブロッコリー」とは全く関係ないが、
最近気になった「胃瘻」って事について少々……。
皆様、「胃瘻」をご存知か?
簡単に言うと、「胃瘻」とは、「食物」を口から食べられない人のために、
「口」「食道」を通さず、
腹から「チューブ」で、直接「胃」に「栄養分」「水分」を送り込む事。
そもそもは、「食道」に問題がある人のために始められた処置との事。
が、近年は「食物」を飲み込めなくなった、
「寝たきり」の「年寄り」にも、施される場合がある。
「年寄り」は、
「食物」が「気官」に間違えて入って、「肺炎」「感染症」を起こしやすく、
それは「死因」としてもトップクラスだ。
そのリスクを回避するためにも施される。
ついでに言うと、「気管切開」もそのために行わられるそうだ。
先日、「喉」「腹」に「チューブ」が入った「ババァ」5人が、
ズラッと並んで、寝ておられる光景を目にした。
側に「コンピューターのモニター」があり、
「チューブ」「電線」が多数、体に巻き付いている。
もう「異様」、「近未来映画の1シーン」みたいだった。
「胃瘻」について「ネット」検索をすると、
かなり「シビア」な記事が、目白押し、ある意味「社会問題」の一つだ。
が、ここで「胃瘻」についての「賛否」を唱える気はない。
ただ一つ、「食物を扱う人間」として思うことはある。
「美味しく無いじゃん」って事。
もし人間が「食物」を口から取る、つまり「食えなくなった」ら、
「胃瘻」って方法だけじゃなくたって、
「鼻から胃に栄養分を流し込む。」「点滴で栄養分を流し込む。」
なんて方法もある。
けど、
それらどの方法も「口に入れて」「噛んで」「飲み込んで」いないんだから、
「味わって無い」んだから、「美味しく無い」じゃない。
こちとら「美味しい物」を作るのが、仕事だ。
「生きるため」の処置かも知れないが、
何か「全否定」されている気もする。
ま、個人的にも「胃瘻」なんて目には合いたくないし。
「尊厳」ある「死」についての事、「死に方」ついての事、
つらつら考える今日この頃だ。
時間があったら、「胃瘻」についてのサイトを、
是非、見てみる事をお薦めする。
重いテーマですんません。
newport宮木英貴
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