2012年10月14日日曜日

10/13土曜 鮭のムニエル

「鮭のムニエル」だなんて、そうとう「直球」過ぎて照れる。

珍しく、凄ーく、「洋食屋さん」っぽい「賄い」になってしまった。
「頂き物の鮭」があったにせよ、どうも「ガラ」じゃない。
長年、身に付いた「何か」が時折顔を出す。

「ムニエル」たぁ、簡単に言うと、
魚に「塩コショウ」して、「小麦粉」付けて、「バター」で焼いた物。
「~ ア ラ ムニエール」と言うと、「粉屋のおかみさん風」とか言う事になる。
ただ「バター焼き」でも良いんだけど、焼き上った食感としては、
「粉」を付けた「カリっ」ていう感じが欲しい訳で、
その「粉の感じが料理名で伝わらないと」と思うと、
「ムニエル」以外、他に言い方が思い付かない訳だ。

ついでに、ソースまでも用意。
トマト煮詰めて、赤ワインを入れて、「魚」に合う「酸味」「甘み」を作って、
香りが「魚」に効く「コリアンダー」の葉っぱがあったから、ドバッと投入。
演出は見事にはまる。

まあ、いつもの「キャベツの千切り」を食う、「アテ」を、
「肉」じゃあ無くて、たまにゃ「魚」も良かろうってところだったのだが。


「賄い」にしても「売り物」にしても
最近、どうやら「直球」勝負の傾向がある。
真っ直ぐ投げた方が、「お客様」も受けやすいかな?とも思うし。

「ひねったり」「回転を効かせ」たりするのに、「疲れた」「飽きた」のかも。
人間が「まるーく」なったのか、ただの「老化」かは定かでは無いが……。


newport宮木英貴


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