2012年10月2日火曜日

9/30日曜 「ブリ」トマトのパスタ


そう言や、「ブリ」を使ったイタリアンのメニューは聞いた事がない。

調べてみると、いわゆる「ブリ」は太平洋の魚で、大西洋にはいない様だ。
海はつながっているんだから、似たような魚がいても良さそうなものだ。
「ベネズエラ」でも「鰯」「鰺」「マグロ」「鯛」をはじめとして、
「ボラ」「スズキ」「サバ」「ヒラメ」等、
そっくりそのままの「魚」が捕れていたが、「ブリ」はいなかった。
ついでに言うと「秋刀魚」「ニシン」もいなかったけど…。

きっと地中海の国「イタリア」でも、「ブリ」はいないに違いない。
「じゃあ俺が決めてやるぜ!」なんて「肩」に力が入るのは、
我が「天邪鬼」な性格の、成せる技。

「ブリ」は、「魚の臭み」が強いと言うか、「青魚」っぽい風味がある。
「トマト」「ニンニク」「とんがらし」「オリーブオイル」「ハーブ」……。
何てのを使って、そんな「ブリの悪癖」を、
良い方に「カバーする」「転化する」にが「目玉」だ。

例えば「ニンニク、とんがらし、オリーブオイル」で焼いといて、
「レモン」を絞っても美味そうだし、
「ハーブ」乗っけてローストってのもどうだ。

ところで、「トマト」ってのは偉い。
その「酸味」「甘味」「旨味」で、相当「ゴロつく」「暴れた」味でも丸め込む。
「欧州」伝来後、凄い勢いで、大陸に伝わって行ったのもうなずける。
てな事で、「トマト」の「酸味」「パンチ力」で「ブリ」を殺そうって事にした。

「ま、賄いだしパスタにでもするかい。」
「ニンニク、とんがらしで焼いといて………。」
「あんまり煮込むと、魚臭さが出るかな?」
「トマトも、あんまり煮ないで、新鮮な感じを残して……。」
etc.etc.…頭の中で「シュミレーション」するわけだ。

「さて!」と思ったところで、
「ぶり」を「トマト」で煮た、一人用「鍋料理」を、
「冬のメニュー」の中で、やっていた事があるのを、思い出した。
ガッカリだ。
まあ、そうそう「新しい」発想なんてのは無いもんだ。
別な事考えるのも面倒で、強行はしたが。

で、この「賄い」、
結果は「美味い」事は「美味かった」んだが、
「鰯」やら「サバ」やらでやっても、同じ様な結果だっただろう。

「ブリ」は「身」が大きい分「食いやすいかな?」。
他に材料無かったら、やろうかなー。
それ位かなー?何だかなー。

「肩」に力が入った割に、てんで、だらしない結果であります。

言っておくけど、十二分に「及第点」なんだよ。
俺は厳しいんだよ。

newport宮木英貴



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