またも「ラーメン」話し…。
「ラーメンは国民食」と言われてさえ久しい。
もう「ラーメン」ちゅう食い物の、
「どうにでも変わるぜっ」ちゅう「たくましさ」は筆舌に尽くし難い。
最早、ありとあらゆる「形」が模索されている。
「出汁」を考えるだけでも、
「鶏、豚、牛の動物性」「煮干し、鰹節、貝柱の魚系」、
「昆布、椎茸」「にんにく、しょうが」そして「あらゆる野菜」。
当然、まだまだ「材料」は無限だ。
それら全ての「順列組み合わせ」が考えられ、
味が「濃い、薄い」、脂分が「こってり、あっさり」の幅を持たせる。
いわゆる「味」とて、
「しょう油、塩、味噌」、
その亜流「焦がししょう油、タマリしょう油」「岩塩、海塩」
「白味噌、赤味噌」「仙台味噌、西京味噌、八丁味噌」
「牛乳、バター、チーズ」…………。
ここ数年「トマト」やら「カレー」なんてのも出て来た。
全く「際限」ってものはない。
閑話休題
非常に美味い「トマトジュース」を手に入れた。
先日の「ラーメンスープ」の余りがあったので、
「トマトラーメン」何ぞに「ちょいと」挑戦する気になったってもんだ。
「イタリアーノ」定番の「にんにく、とんがらし」油を作っておいて、
先の「ジュース」「スープ」をまずは組み合わせる。
もうこれで、十二分に美味く、若干「しょう油」のお世話になった位、
適当な「野菜炒め」を乗っけ、
今回は「しょう油漬けチキンソテー」を乗っけて完成とあいなる。
「チキン」は「焼豚」代り、ただの思いつきで深い意味は無い。
さて、結果だが「美味すぎ」で失敗。
「トマトジュース」の質が高過ぎ、「甘み」が勝ち過ぎ、
全体を支配してしまった。
そもそも「ラーメン」なんざ、安っぽい食い物、
「安っぽく」作らにゃ、バランスが取れないってところ。
次への課題とはなったが、
それにしても「ラーメン」は「ラーメン」として存在している。
ここで言う「ラーメン」は、「ラーメンの麺」ちゅう事ではない、
「ラーメン」と言う「料理」の事、
「あー、ラーメンだ!」って食えるって事。
やっぱり「ラーメン」は無敵だ。
「ラーメン」は「日本」を飛び出し、
「世界」にさえ、羽ばたいている。
「ラーメン」と言う名前の「食い物」が、
今後、地球上から「消滅する」なるなんてことは、
「絶対」を付けても「無い」と断言できるかもしれない。
"newport"宮木英貴
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