2013年4月7日日曜日

4/6土曜 ポークピカタ


先日の「味噌煮込みうどん」の、敗者復活戦も考えなくはなかったが、
あまりに「悔しさ」が生々しいので、ここは「一息」入れるべく、
関係の無い「ポークピカタ」とあいなった。

「ピカタ」なんてぇのは、いわゆる「洋食」の「古ーい」仕事。
簡単に言うと、「肉」に「卵」を絡めて焼く料理。
「チーズ」なんぞ入れて、奥行きを出したりする。
30年も前、「コック」なりたての頃は、良く「メニュー」にあった。
が、今ぢゃとんと聞かないね。

どうしてそんなん思い出したかって言うと、
2~3日前ながめていた漫画、「クッキングパパ」に載ってた。
「おー!美味そうじゃん」ってなところ。
「漫画」は大好き。
正直なところ「料理物」は良く読む。

「古典」とさえ言って良い「包丁人味平」と言うタイトルは、
同年代の多くの「料理人」の口から、聞かされている。
「糸」で、「肉」をバラす。
「一雫の汗の塩分」が勝負を分ける。
「カレーのスパイス」を長年嗅ぎ続けた男が「狂う」。
「トレーラー」で作る「ドラム缶スープのラーメン」etc.
に、「心踊らせ」「驚き」深く脳裏に焼き付けられた。
「料理にこだわる」と言う「原体験」がそこにはあった。

その後、「バイブル」とも言っても良い、
「美味しんぼ」「味いちもんめ」「クッキングパパ」etc.と続く。

「美味しんぼ」は、連載当初の大ヒット時、
「ネタ」はまだまだ「身近にあるもの」だったし、
「ここまで言って良いのかよ!」と思うほど、
社会問題に鋭く突っ込んではいたが、
今は「能書き」が多くて、閉口する。
反面、「クッキングパパ」の「家庭料理」ってスタンスは変わらない、
「息子、娘」の成長共々、好感が持てるってものだ。
料理的には、ひょっとすると、一番実際に役立っているかも。


「漫画」読むと「バカ」になるは「大昔」の話し、
「漫画」くらい読まないと、「バカ」になると言われてさえ、久い。
しかし、ここのところ「料理漫画」読む時間も細々、
「バカ」になっちまいそうだ。

newport宮木英貴


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