当初「味噌煮込み〜八丁味噌」をネタに、
「名古屋めし」の面白さ、独自性なんぞを「能書きタレる」予定だった。
が、事情が変わってしまった。
某小樽市内、「A」製麺の「茹で平打ちうどん」を買ったのが全ての間違え。
前日、「味噌煮込みの汁」を「いそいそ」「ウキウキ」仕込む。
「ごぼうだ」「しょうがが美味い」「やっぱ八丁味噌だろ」etc.
いろんな事を考えたり、想い浮かべたり、
真っ黒に「煮しまったうどん」を夢見ていた。
「麺」は、いっそ「手打ち」を考えたが、「前日」にその時間は取れず、
「当日」は「宴会の予約」があり、「手打ち」の時間などない。
「某スーパー」において、「生うどん」を当初探した、が、無い。
時間の関係で「他スーパー」に赴く時間も無い。
「しょうがない!」
ここで一つ「苦渋の選択」がなされ、
先の「茹で平打ちうどん」購入とあいなったのである。
「悪い空気」はここから流れていたのかも知れない。
「蕎麦」「うどん」「焼きそば」の茹でて、袋入りで売られているのは、
一度「さっ」と流水で洗ってやると、
「ほぐれる」上に、汁物に使うのであれば「汁を汚さなくて」良い。
でだ、俺は、それこそ「さっ」と洗っただけだ。
本当だ!ウソじゃない!
にも関わらず「うどん」は「ブチブチ」切れまくっている。
「あれっ!?」
それでも、ここでは、まだ良かったんだ。
「味噌煮込みの汁」で煮込んだら、もっともっと「ブチブチ」状態。
「うどん」の体を成してはいない。
「クソッ!!」
食い物を作るって事は、想像力をフルに働かせている。
「想像の世界」で遊んでいるのと同じ、
「想像」が飛翔する程に、その「食い物」への想いはつのる。
それがもし「お客様」にお出しする物であれば、
お客様の「喜ぶ顔」「嬉しい顔」「驚く顔」を想像しているし、
もし「賄い」なら、自分が食う時を思って喜々としている。
つまりだ、楽しみにしていたんだ。
味噌の味が染み込んだ、モチモチの「黒ーい長ーいうどん」が食いたかったんだ。
想いが果たされない「失望感」たるや、筆舌には尽くし難く、
その「怒り」をどこに持って行けば良いものか。
先ずは、電話を握りしめ「クレーマー」となる、
「俺は、長ーいうどんが食いたいんだ。」
「直ぐに、代わりをお持ちします。」
「俺は、今食いたいんだ。一秒後に持って来い!」
「いらん!」電話を叩きつける。
最早「食う気もしない」。
「ブログネタ」の写真も、撮る気が起きず。
その上「捨てる」などという「暴挙」に出る。
日頃「もったいない」などと偉そうに「能書きタレ」てるくせにだ。
そうそう滅多にあることではない。
「証拠写真!」と、嫁に促され、渋渋写真は撮った……。
どんな事で、そんな事になったのか。
今時、「高い」とお客様は簡単には買ってはくれない。
「安い原材料」と流れるのは当たり前。
ひょっとしたら、そんな事か?
まー「しょうがない!」んだろうが。
newport宮木英貴
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