2013年4月23日火曜日

4/21日曜 ライブ用新作カレー


食い放題の「ライブ用カレー」は、
先ずは「ベース」の「カレーソース」を作っておく。
これにその時々、「肉」やら「野菜」を加え、
その時々の「カレー」にする。

此度は、「カレー」を仕込んだ「鍋」に、
へばり付いて、残った分が「賄い」ちゅう事。
そこらの「野菜」を突っ込んでみた。


「カレー」を仕込む時何時も思うのは、
「カレー」の「懐の広さ、深さ」、何をやっても許される、形になる。
「香りが強い」「味が濃くなる」「旨味が強い」………etc.。
理由は「それぞれ」が複雑に絡むものの、
「これって真実」は、情けないけど解らん。

「何」をやったところで「地球」は崩壊しない。
「在庫」「気分」、「好奇心」「反骨心」、
何でも良い、やるが「勝ち」、「たかがカレー」だ。


ともあれ「にんにく」「しょうが」「とんがらし」を、
「バター」と言いたいところだが、諸処事情により「マーガリン」で炒める。
「香り」が立ち始めると、これだけでもけっこう、
「カレーの香り」になるのは、面白いところ、
「香り」の基本は、スパイス以上にそんなとこにもあるやも知れぬ。

ここに、いわゆる「香味野菜」を加える。
「玉ねぎ」「人参」「セロリ」…。
「玉ねぎ」を長い時間炒めると、
えも言われぬ「甘さ」「香ばしさ」がでる事は誰でも知っているが、
「人参」「セロリ」も負けてはいない。
「炒める」と言う作業は、材料の持つ「水分」を飛ばす作業、
その「味」は時間を掛けるほどに、「濃く」なるのは言うまでもない。

「玉ねぎ」:「人参」:「セロリ」=2:1:0.5ってところ、
これとて「決まり事」ぢゃあなくて、たまたまそうなっただけだが。
ただ全体量は、野菜が「生」の状態で、鍋から溢れんばかりの量だ。
これが4〜5時間で、1/10にもなる。
ここに「りんご」を「人参」量程も投入。
1時間もすれば、「りんご」は、原型を止めなくなくなる。

ここで「カレー粉」を投入、「粉っ気」を飛ばすため、
1時間位は「火」を入れるのが良い。
この時、部屋は「カレーの匂い」に占領される。
「カレー粉」については、多分書き始めたら止まらん。
ここでは「はしょる」事、お許し願いたい。

ちなみに、炒める時の「野菜の形」は「マッチの軸」程度の千切り。
「細い」「細かい」程、「炒める」時間は短くなるが、
「みじん切り」「ごく細千切り」は、切るのに時間がかかるし、
「炒める」時、「焦げ」易くなる。
だから「妥協点」ってところ。
本当を言うと、後に「ペースト状」にしてしまうので、
野菜の形何ぞ、何でも良いんだが。

良いだけ、納得がいくだけ「炒め」たら、ここに「ブイヨン」を入れる。
今回は「鶏胸肉」の出汁を使用、1〜2時間も煮込む。
なるだけ「濃い味、旨味」の「出汁」にすると、
「カレー」の味の土台はしっかりする。

で、大事な「カレーのとろみ」だが、今回は「じゃがいも」としてみた。
茹でたじゃがいもの皮を剥いて、刻んで放り込み、若干時間煮込む。
さて、ここに「ハンドブレンダー」の登場。
前述の通り「デロデロ」「ペースト状」にしてしまうわけだ。
すると「じゃがいも」のでんぷんも効いてくるし、
「野菜」のペーストのとろみも出るって寸法。


つまりこの度の「カレー」、
「りんご」の甘さが効いた、「野菜ペースト」たっぷり、
「鶏胸」の上品な旨味の「カレー」って事。
「脂」は「マーガリン」だし、「動物性」のものは「出汁」だけ。
味が「爽やか」「軽い」。

これを「ビン詰め」にして、保管、「ライブ」を待つって訳。
次回「ライブ」へのお越し、お待ちしております。

"newport"宮木英貴





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