今は無き「Kちゃんラーメン」の置き土産、「台湾ラーメン」。
元々「名古屋名物」であるその「名」を、
脳裏に深く刻み込まれたのは「我々夫婦」だけではあるまい。
おかげで、本場にまで食いに行く羽目にもなったし、
どこかにその「名」を見つけると、ついつい興味を引かれてしまう。
去年の春の事だが、岩見沢に「野暮用」で行った際、
webで見つけた「豚骨台湾ラーメン」の店「M珍閣」を探し当てた。
その「M珍閣」の支店が「小樽」に進出した。
「そりゃあ、行かねばならぬ」ってんで、早速に行ってきた。
その「豚骨台湾ラーメン」は「さっぱり系豚骨白湯スープ」。
大きく切られた「とんがらし」の赤が、白いスープに映え、
粗い挽肉が、見た目には好感が持てる。
食べたのは「台湾ラーメンと炒飯セット」「麻婆豆腐定食」。
偉そうに言わせて頂ければ、
正直言って、見た目程のインパクトは「味」にはない。
が、十二分に「及第点」。
「中華料理」が弱い「小樽」では、
BGMやら「キッチン」に響く「中国語」、
たどたどしい日本語の「ウェイトレスのお姉さん」には、
「本物」への期待がもてる。他も食ってみなくっちゃ。
そもそも本場「台湾ラーメン」は、「鶏出汁しょう油味」。
麺はストレート系、中太。
これに「もやし」「ニラ」「挽肉」を、辛ーく炒めたのが乗っている。
ではあるが、しょせん「食い物」の事、
「亜流」は常、何でもあり。
「豚骨台湾ラーメン」だって、「亜流」の一つであろうし、
「Kちゃん」だって「味噌味台湾ラーメンも美味いよー。」て言ってた。
で、今回の「台湾ラーメン」は、「豆豉ベースの味噌味」。
「賄い」風「何でもあり」の一品、「形」なんざこだわりはしない。
「名前」も付けたが勝ちって事。
「Kちゃんラーメン」直伝「台湾ラーメン」ソースで味した、
「もやし」「ニラ」「ひき肉」が乗っている。
言っちゃ何だが、先の「豚骨台湾ラーメン」より美味い気がする。
それこそ「手前味噌」そのものだが。
"newport"宮木英貴
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