2013年7月14日日曜日

7/13土曜 漬けマグロの山敷き丼


山芋を「かけた」のが「山掛け」なら、「敷いた」から「山敷き」。
もっとも山芋じゃあなくて「長芋」だけどね。

まぐろは「びん長」、なんか凄ーく「シラっ茶けて」た。
別に「生き」が下がっているとか、問題あるワケじゃあなくて、
「びん長」は、そもそもそんなもんかも知れないが、
通常以上に「白」かったかも。

「寝ている時でも泳ぎ続ける」「止まったら死ぬ」っちゅう、
奇っ怪なやつだが、「マグロ」だって生き物。
「コンディション」で色に個体差が出るはずだし、
「部位」によって「色、スジ、固さ」塩梅が違って当たり前。

もっとも「鮮度」やら「味」に問題なけりゃあ、
「漬け」にすりゃあ色なんかどうでも良い。
「色」に問題ありそうな「マグロ」を「漬け」にするのは、
「材料を使い切る」と言う面では、当然の事と思われる。


さて、十数年前、彼の地「ヴェネズエラ」にて、
奇妙な「マグロ」を見た事がある。

マグロの「赤」とは違う次元の、不自然なピンク色に近い「赤」で、
どんな部位、スジ塩梅でも「色」は変わらず。
「冷凍真空パック」で入荷するが、
どんな無茶な「解凍」をしても、色は変わらないし
時間が経っても「色の変化」は見て取れない。
「人工的何か」をしたのは、どう見ても明らか。

聞いたとこじゃあ鮮度が落ちても「色が変わらないから危険」だってんで、
「日本」で販売中止になって、海外に流れたそうな。
生意気に軽く「脂」も乗っている風情だが、自分で食う気はしない。
なんせ、コチとら「使われている身」の頃の話、
言われりゃあ、使わらざるを得ないが。

「マグロ、着色」等々で「ググッ」てみると、
十数年前のその「マグロ」の記事は、今のとこ見つける事は出来ない。
かわりに「回転寿しのマグロは、着色につき危険!」
とヒステリックに叫ぶブログは多く目にする。

今「回転寿し」に行っても、十数年前の「着色マグロ」の様に、
「嫌らしい色のマグロ」は見たことはない。
けど、より「出来が良い着色マグロ」が有るなら恐怖だ。


今「マグロ」は絶滅危惧種寸前の「貴重品」、
鮮度に問題無くとも「生食」に的さない「マグロ」も獲れているはず。
さて、彼らは何処に行ったのか。
「ヒステリックなブログ」には、
「危険!」をあおる「言葉」には具体性はあるが、
実際の「当事者」「時期」「場所」「作業」の具体性はない。

長くなっちまいました。

"newport"宮木英貴




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