2013年7月3日水曜日

6/30日曜 素麺


いつの間にやら「そうめん」の季節。
冷たく食べたって、何の違和感が無い季節になりゃあがった。
全く感情的になる程、季節に体がついて行ってない様、
早「バテ気味」の体は「あっさり、さっぱり」を欲しがっている。
それにしても「そうめん」だけズルズルじゃあ、
「バランス」「食感」「見た目」もつまらないので、
「薬味」「添え物」の類いを充実させたいもの。

もう「薬味で腹一杯」みたいな量、種類を用意する。
先ずは真っ当に「ネギ」「しょうが」「みょうが」etc.
それに冷たい麺の名脇役「錦糸玉子」「きゅうり」etc.
これに、焼いて割いた「エリンギ」やら「すりゴマ」………。
そして最後に最近色々考えあぐねている
「ルバーブの酸っぱいだけペースト」なんぞ。

「ルバーブ」は「酸っぱい」味かする珍しい野菜。
「酸っぱい」野菜は、果物以外、ちょっと思いつかない。
姿形は、山菜の「フキ」そのもので、茎の部分を食する、
「葉っぱ」は何やら「毒」があるそうだ。
シベリアだかが原産地だそうだから、北海道でもガンガン育つ。

薬効成分もあるそうで、肉食獣の欧州人が「消化補助」のため、
好んで育てていたそうだが、その柔らかい「酸味」ならうなずけるってもの。
独特の好ましい「香り」もあって、
砂糖と合わせて「ジャム」にするのが一般的。
「ジュース」にしたり「サラダ」にもするらしいから、生でもいけるよう。

この「ルバーブ」を「甘酸っぱいジャム」じゃあなくて、
「酸味だけで使えないもんかいな?」と思って作ったのが、
「ルバーブの酸っぱいだけペースト」。
つまりは「砂糖抜きのジャム」って事。

「そうめんのつけ汁」に「レモン」「梅」等
「酸味」を入れる事も有りなら、
当家考案「ルバーブの酸っぱいだけペースト」も有りかいな?ってとこ。
「酸味」が柔らかい分「つけ汁」に「トロみ」が付く程入れないと、
「酸味」が効いてくれないが、
「トロみ」のおかげで「麺」に良く絡むのがよろしい。

まあ「ソーメン」は良しとして、他、色々考えてはおります。
先ずは今回、当店「夏のメニュー」の中、
「ウニのタルト」に「ソース」として添えてありやす。
是非ご賞味下さいませ。

"newport"宮木英貴



0 件のコメント:

コメントを投稿