2013年7月5日金曜日

7/4木曜 ミントペーストのニョッキ


当店玄関脇に、高架に溜まった雨水を逃がす「管」がある。
たいしてまともに機能はしていないが、
「雨水」をアスファルトにぶちまける訳にもいかないのか、
約30cm四方にアスファルトを切って、土が覗いている。
現在、そこが立派な「ミント畑」と化している。

かつては「ツタ」が生えていて、その「管」を登り、
「ツタのからまーる♫」感じが気に入っていたが、
不粋な「JR職員」が、「建物が傷む」とか言う理由で引っこ抜いた。
「ハゲ」になった「約30cm四方の自然」が不憫で、
何処かから採ってきた「ミント」を挿し木したらなんとなんと、
で、現在に至る。

春ともなると雪の下から、
「約30cm四方の自然」は言うに及ばず、
周囲アスファルトの「ヒビというヒビ」から「ミント」が芽を出す。
アスファルトを持ち上げさえし、どこよりも早く「緑」を発色する。
春を待つ心持ちには「愛おしい」程だし、
「JRの不粋さ」に心を痛めていた当方としては、
その「ミントパワー」に拍手喝采してしまう。

そもそも「ミント」は凶暴な位強い。
玄関脇の花壇が「ミント」に占領されているのは、街で良く見る光景で、
「猫のひたいの畑」何ぞに植えたら、ひとシーズンで凌駕する。
たったの「約30cm四方の自然」とは言え、
「ミント」の生息条件としては十二分の様だ。

当方玄関先は「昼〜午後」の陽当たりがよく、
「ミントの葉っぱ」は青々として立派、香りも強い。
その香りを「虫」は嫌うらしく、「葉っぱ」には「虫穴」一つとてない。
素晴らしく「美しい」程、これを使わぬ手はない。

去年は、通りがかりの見かけも爽やか、ちょい寂しげな「中東系毛唐」の、
「ミントティーに最高でーす。分けて下さ〜い。」の言葉にほだされ、
ガッサリ収穫されてしまった。
「今年こそは」と「ミントメニュー」に取り組んだ次第。

で、半分は「ミントのジェノベーゼ風ペースト」になり、
「賄い」はその試食、「ニョッキ」と「リングイネ」を作る。
見た目は「リングイネ」が気に入っていたが、
友人「A中」の乱入を許し、彼女の「私ニョッキ好きー。」のご意見と、
「嫁」の「ニョッキが良い」との多数派に圧され、
あっさり「ニョッキ」に決定となる。

これは今日から「黒板メニュー」に登場する。

そしてもう一つ、
「ミント」のもう半分は、甘い「ミントシロップ」となった。
こりゃ「ミント」のパワー炸裂で、かなり美味い。
こいつで「newport風モヒート」なんぞにしようかと思っている。
これも近日登場予定なり、乞うご期待。

"newport"宮木英貴


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