2013年7月9日火曜日

7/7日曜 鹿の焼き飯

にんにくを「ゆっくり、こんがり」、
オリーブオイルに「香り」を移してやって、
一晩「しょう油」に絡めた「鹿モモ」角切りを焼く。

「鹿肉」は、鉄分が多いせいか「血臭い」感じがあって、
あまり「火」を入れすぎると「モサつく」様に思える。
なんで「火」の入り塩梅には、極力注意。
先に焼いておいて、最後に炒め合わせる予定。

冷凍にゃ「白飯」「麦飯」「玄米ご飯」の「カケラ」がたまる。
こいつら、あれもこれも「食ってやる」。
電子レンジで解凍するが、「パラっ」てな位の中途が炒め良い。
完全に温めちやうと、米の「粘り」出てやり辛い。
けど、中華のコックさんは「炒飯」に「温かいご飯」を使うんだよなー。

ちなみに、俺等のは「炒飯」なんざ恥しくてとても言えない。
プロの「炒飯」は「タイミング」「技術」「火力」が勝負の芸術品、
てか、もう「憧れ」に近い。
俺のは、フライパンで焼いた「炒めご飯」「焼き飯」ってとこ。

味付けは「しょう油」と「コショウ」のみ。
「しょう油」は鍋肌から流し入れる。
こうすると、「しょう油」が「焦げ」塩梅になっていい香り。
「せんべい」の良い匂いと同じさね。
「しょう油」の旨味も増すってもの。

仕上げに角切り「レタス」、
これが「シャクシャク」歯応えが良くて、大のお気に入り。
「賄い」って都合上、クズの野菜の投入は止むを得ず。
「焼いた鹿肉」も炒め合わせりゃ完成なり。

「中華のコックさん」は「炒飯」の仕上げに、
「チャっチャっ」って「中華型お玉」に「炒飯」集めていって、
「カンっ」て皿に、「マぁーるく」盛るじゃない。
あれがさえも「憧れ」の一つなんだが、流石に出来ない。
ので、小さいボールに、出来上がった「焼き飯」をよそっておいて、
「カパっ」と皿にひっくり返し、せめて「型」にはこだわる。

「にんにく風味」の「シンプル味付け、具」の「焼き飯」完成。
「鹿」の塩梅も狙い通り「柔らかジューシー」、
満足の出来上がり、お味。

以上制作過程の「実況」でゴザいました。

ところでね「鹿肉」は、
中心まで「サラっ」とでも「火」を入れる「ロースト」じゃあ、
「旨味」は増強されるが、ちょい「モサつく」感があるんでね、
当店では、中心が生の状態、つまり「たたき」でお出ししている。
これもネットリ美味い、お試しあれ。
ちなみに「予約」してくれりゃあ「ロースト」もやるし。

"newport"宮木英貴


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