2013年7月30日火曜日

7/27土曜 タコの柔らか煮のパスタ


当店、時たま10kg前後の「活けタコ」を仕入れるが、
全部が全部、お客様に使える訳でもなく、
その余る部分が「柔らか煮」になったりする。

こいつを「アヒージョ」ってやつにすると酒の当てにまた良い。
たまに「パーティー」にも出されるが、
その「おこぼれ」が「賄い」になったりするわけだ。

「アヒージョ」は簡単に言うと、
「オリーブオイル」タップリで「ニンニク、トンガラシ」、
時に「アンチョビ」を入れて炒める。
ま「油」を食う料理で、「パン」なんざ添えて供される。
これを「パスタのソース」かなんかにすると、また良いんんだ。

「タコ」は単純に鍋で長時間煮ると(45〜60分)、十分柔らかくなる。
し、若干上がりは汚いが「圧力鍋」は時間短縮になる。
ただ水だけ、いわゆるただ「茹でた」だけでも、
「タコ」自体が持ってる「塩加減」「旨味」だけで十二分に美味い。
「和食」だと、これに「味」をするパターンも有るが。

さて、
大まか過ぎる分類だが「肉魚介」の類いは、
「火」を入れ過ぎて固くなる以前に食うのが普通。
だが、固さの「コシ」が抜ける程に、
「茹でたり、煮たり」して食うとまた、美味いもんだ。
「タコの柔らか煮」も、まさしくその類い。

ちょいと煮ても焼いても食えない「固い」材料を、
長時間「煮る」とかして「フルフル」にする手は色々に使える。
「肉類」は硬い部位に限らず「軟骨」「スジ」なんざ煮込んで、
「しょう油」「味噌」と「甘っ辛く」味したら、
「飯」にも「酒」にも言う事はない。

「魚介」だと、ちょいと贅沢だが「アワビ」なんかも美味い美味い。
こりゃ「和風」に味するのも当然いけるが、
先の「アヒージョ」なんざして、
「煮汁」も入れて「パスタのソース」なんかしても絶品。
若干「生き」が下がったヤツでも十分いけるんで、是非お試しを。
ジュル………。

"newport"宮木英貴




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