2013年7月24日水曜日

7/23火曜 素麺


凄ーく夏。
「冷たい麺」なんざ「ツルツルっ」てのには最高の時分。
それが全く「ツルツル」「ゴクっ」てんで、噛みゃあしない。
ついつい食い過ぎてしまう。
「温かい麺」の五割増は用意するが、案外「ペロっ」だ。

「乾麺」を茹でるにゃあ、
それが冷たく食べる時には、
「ボイルオーバー」気味に茹でといて、
冷水で「ギュッ」と締める様にしている。
するってぇと「弾力」が出て、「モチっ」「プチっ」って塩梅になる。

温かい時ゃ逆に、再加熱を見越して早めに上げ、
冷水で洗い、一度締めといて、
湯に戻すなり、それなりの「ツユ」に放り込んだりする。
つまり茹で塩梅は「アルデンテ」位。

さて、
かつて暮した「彼の地 ベネズエラ」での事、
けっこう「日本食 お料理教室」みたいなのも盛況で、
偉そうに「先生」役もしたりしていた。

ある現地の日本食大好きオバさんが言う。
「そばの乾麺茹でて、冷たく食べたら、固くて食えなかった。」
良く聞くと「アルデンテ」に茹でたんだそうだ。
そりゃ「ボキボキ」で食えんだろうさ。

「日本食好き」なんて言う程の「現地食いしん坊」にとっちゃあ、
パスタ等「乾麺」を茹でるにゃあ、
「アルデンテ」が基本と刷り込まれている。
「アルデンテ」への思いは、事の他強い。

だからもう、説明するのに一苦労、
「だ、か、ら、ボイルオーバー位にしてね、冷たい水で洗うとね、………。」
言葉は尽くすが「納得」には程遠い。
その上「そば」が食えなかった腹いせに、
「アルデンテは当たり前、
日本の乾麺は茹で過ぎでるなんてレベルが低い」
と言われる始末、いやはや。

まー「価値観」はそれぞれ、そう簡単には切り替えられぬ。
「ところ変われば…」のお話し。お粗末。

"newport"宮木英貴




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