2013年7月31日水曜日

7/30火曜 スープカレー


「スープカレー、水で普通のを延ばしただけ」
なんて言ったら「殺される」かも知れない程に、
本気度で取り組んでいる方々も多く、まさに多種多様になっている。
もっとも、一時の「雨後の筍」状態も一段落、
淘汰は進み「本物」だけが残って行くような塩梅だ。

かく言う「私」も数年前、
「魚介のスープカレー」なんてのを「お慰み」にやっていたが、
「デタラメなそれ」は「淘汰」の洗礼を免れず、今は昔。
長い事「頭」の片隅にもなかった。

ところが、ここ最近「写真」やら「TV」やらでチクチクやられ、
「なんか作ってみようかい」って気なるから不思議。
嫁は「けッスープカレーかい!」ってのが基本姿勢だから、
まずは「嫁をノックアウト」を目標とする。

作戦1
そもそも一般的「スープカレーのトッピングの野菜」は、
「揚げてある」のが年寄りにはなんせ重い。
「調理時間、手間等」を考えた結果なのだろうが。

作戦2
「スープカレー」は「すすり込む」、つまりは「香り」も「すすり込む」、
「香り」が立っていると「香り」の快感は大きい。
でだ「香り系スパイス」「ハーブ」の類いで「香り」の補強をしてやる。

作戦3
「通常カレー」は「咀嚼、味わう」〜「飲み込む」、
が「スープカレー」は順番は逆。
「カレー成分」が口に残る時間は短いので、
「香り」とともに「旨味」もはっきりしているのが「良い」と思われる。

この3本建てで行く事にする。

で、本日のそれ。
「野菜」はスープカレーで煮込むか「オーブンまたは直火」で焼いた。
「タイム、バジル、オレガノ、ローズマリーetc.」の「ハーブ」たっぷり、
「コリアンダーの種、ナツメグetc.」の「スパイス」もたっぷり。
出汁は「鶏手羽元」でさっぱり。
総括すると、
「香り分たっぷり、とろみがつかないシャバシャバ」なカレー。

「スープカレー」ったって、
根本的に「通常カレー」を作る材料と大差ないんで、
「ハーブ系をしこたま」でも、その「味の根本」は変わらない。
出来上がるまで気が付かなかったのは不覚。
嫁には「薬膳みたい」と言われ「ノックアウト」はちょい遠い様。
流石に「ハーブ系」多過ぎたか……。

ちょい気合い入れて「スープカレー」に向かった。
まー不味くはなかったが、一層の「工夫」が必要って事は分かった。
侮りがたし「スープカレー」。


"newport"宮木英貴



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