商品用に、「もみじ=鶏の足その物」をしょう油で煮込んだ「煮汁」が、冷凍庫から発見された。そう書くと、まるで冷凍庫の中がゴチャゴチャの様に思われてしまいそうだが、自分の名誉のために言うが、冷凍庫、冷蔵庫とも、整理整頓ぶりは自慢できる。それでも時たま、行方不明、迷子は発生する。量が量だし。
「もみじ」を煮た「汁」は「コラーゲン」と言うか、「ゼラチン質」でプルプル。ここに「豚ロース」の厚切りを放り込んで、「豚」にはしょう油味を、「汁」には「豚」の旨味を足してやる。
二人分の味のために、しょう油を補う必要があったので、「中国しょう油」「日本のしょう油」「ナンプラー」と3カ国混合でしょう油を良い塩梅に足した。
「中国しょう油」は何種類もあるようだか、今当店にあるのは「名前」は知らないが、色は真っ黒の割に、塩分はそうでも無い物。これが料理に「濃い茶色」を付けるとき重宝している。「ナンプラー」で少し「魚系香り」を付けて、まだ塩分が足りない感じだったので「日本のしょう油」を放り込んだ。
すごく塩分が濃い感じに思うかもしれないが、正直かなりの薄味。つまりそれぞれの「しょう油」の量はかなり微妙と言うこと。言っちゃ何だが、高等テクニック。
さっきのしょう油味の「豚ロー」に、美味しそうに焼き色を付けて、残り油で野菜を炒める。「豚ロー」「野菜炒め」をラーメンにトッピングで完成。
さっきから言っている様に、見た目程には塩辛っくはない。
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