2012年3月30日金曜日

3/29木曜 ホタテの「コッコ」のパスタ


「ホタテのコッコ」のトマト煮のパスタと、言ったところで、
正しくは「ホタテのコッコを煮た、トマトソースのパスタ。

「ホタテのコッコ」は、店でお客様に使ってしまって、
ソースだけが、余ってしまった結果、「賄い」になった訳だが。
ま、実を言うと、仕込んだ時から、余るのは織り込み済みで、
なるべくして、と、言うどころ。

「ホタテのコッコ」は赤いのが卵巣、白いのが精巣。
スーパーで、時にべらぼうに安く売っているが、
ちゃんと、生臭さみを殺してやると、美味いもんだ。
ちなみに、この度は「にんにく」をがっつり使って、ブチ殺した。

さて、これは「魚介全般」、「肉等」にも言えるが、
他に「生臭さ」を殺す「手」としては、「辛味」がある。
シビレさせて、ごまかそうって事。

彼の地「ベネズエラ」では、各各のレストランに、
オリジナルの「辛いソース」があって、その優劣を競っている。
住んでいた頃、そのバリエーションを大いに楽しんでいた。
で、これを自分の店で、やってみたかった訳だ。

当店では、「ハラペーニョ」の一種の「エンジョイ」と言う、
肉厚な果実の「とんがらし」を使っている。こいつはかなり辛い。
これを、酢漬けにして保存、
使う時は「フードプロセッサ-」等で、粉砕する。

普段は、青い実を使うが、
希少ではあるが、真っ赤に熟したのも、
「実」の甘味みたい物が出て大変よい。

塩分が入らないので、量を気にせず使えるのがミソ。
こいつを、またまた「がっつり」入れて、汗かきながら食う。

一度、お試しを。

newport宮木英貴




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