2012年3月1日木曜日

2/29水曜 牛すじ丼


早い話、
「牛すじ」を、「甘っ辛く」味付けて、「トロットロ」に煮込んだヤツ。
そいつを「ご飯」に乗っけて、食おうってもの。

ここのところのメインテーマだが、
今時スーパーじゃ、「牛すじ」は普段は高い。
いくら「牛」とは言え、例えば「豚肉ロース」と、どっこいの値段だ。

ただ場所にもよるが、この「すじ」の値段設定には、
明確なポリシーは見受けられない。
と言うのも、
例えば、「和牛」と「輸入」の値段差がなかったり、あっても申し訳程度。
例えば、「自家製」と「仕入れ物」がゴチャゴチャだったり。

ここで一つ説明が必要だが、
スーパーにある「牛すじ」には、ある一面において二種類ある。
「自家製」と「仕入れ物」だ。
自分のところで、肉の塊を「掃除」して出た「すじ」と、
肉の流通に乗っかっている、仕入れた「牛すじ」だ。

「自家製」は、「掃除」が下手なのか、お客様の苦情が怖いのか、
赤い肉の部分が、いっぱい付いている。ある意味お買い得品。
「仕入れ物」は、その道のプロが「掃除」したもので、
研ぎ澄まされているかの様に、見事に「すじ」だけ。ある意味芸術品。
当然、前者の方がお得だが、時にもう一度自分で「掃除」すると、
結構な大きさの肉片を取ることができて、かつ、「和牛」であったりすると踊る。
がしかし、後者のでっかい「すじ」をトロトロに煮込んだの物も捨てがたい。
「トロットロ」に煮込むには、「赤身の肉」より「すじ」が断然美味い。



つまりは、「すじの値段設定には、明確なポリシーは見受けられない。」事にこそ、
未だに、付け入る「スキ」が存在している。
そのためには、こちらの「見る目」を磨いておく必要がある。
頑張りましょう。

ちなみに、時には自分で、でかい肉の塊から、「すじ掃除」をする事もある。
その時は、生活がかかってもいる分、
「せこい掃除」に終始するのは言うまでもない。
んで、この度の「賄い」の様に食う。
絶対、捨てない。

newport宮木英貴


0 件のコメント:

コメントを投稿