2012年11月11日日曜日

11/10土曜 黒ごま担々麺


「本物」はどう作るかは知らないが、
当「賄い」的には、「魚系味」の「しょう油ラーメン」に、
「ごま」のペーストを入れりゃあ「担々麺」としている。
「白ごま」なら「白ごま担々麺」で、「黒」なら「黒~」だ。

「黒」になった理由は、単に「黒ごま」の使用率が「白」より低いから。
他意はない。が、「黒」い食い物は、インパクトがある。
「賄い」も上出来で、めでたし。

さて、先日、札幌某ホテルの一階にある、「四川飯店」で昼飯を食べた。
そう、あの「陳健一」さんプロデュースの店の模様。
何たって、入り口で、ばかデカイ「陳」さんの写真がお出迎えしている。

が、本店「赤坂 四川飯店」のHPには、「札幌店」の記事はないんだよなぁ。
「札幌駅前 エスタ10階」にも、「四川飯店」を名乗る店がある。
「陳健民直伝の味」との表示があるが、「直伝」って怪しいよなぁ。
まあ、疑い出すと切りが無いので、「ダマされ」ておくことにする。

その「昼飯」時、「担々麺」を食べた。
「凄ーく」美味しいから、この際「バッタ物」だって良い。
テーブルに有る「スパイスミルに入った花山椒」も、高評価。
まあ、いくらなんでも「陳」さんの写真もあるし……。

ところで、その味、とっても懐かしい味だった。

かつて暮らした「東武東上線 中板橋」の、駅近くにあった、
小さい、中華料理店崩れの「ラーメン屋」さんの「担々麺」と同じ味。
そんな事言えるのは、私の「舌の記憶力」が立派なんじゃあなくて、
ただ「味」を覚えるほど、「回数」を食べた結果。

店主は、小柄で、眼光鋭い、日本語が片言の、多分中国の方。
普通に「ラーメン」も有るのだが、たまたま食べた「担々麺」が、
たまたま「口に合った」ので、仕事帰りとか、足げく通った。

ひょっとしたら、「四川飯店」出身とは言えないまでも、
「陳健民直伝の味」の何処かで、修行したのかもしれない。

まあ、何だって良いんだが、「東京」も外れの、外れにある、
小さい店の主人が「本物」かもしれない「味」を作っている。
「東京」ってところの「商売」の深さに、驚くばかりだ。

newport宮木英貴



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