2012年11月18日日曜日

11/17土曜 カレー


「カレー」って美味い。
「毛唐の食いもんなんて、マッピラでぇぃ。」と、
純国産を気取ったジジィ(正直なところ、一人思い当たっている)なら、いざ知らず、
それを否定する人はいないと思う。

じゃあ、「美味い」理由は何だろう。
1、味が濃い
味は濃い方が、万人受けしやすいんじゃないだろうか。
昨今、スーパー等で売っている「インスタント物」は、押し並べて「味が濃い」。
日本も欧米風の「肉食」の文化に席巻され尽くされて、
そのものの「味が濃い」味が濃い、また「油脂」の「風味」「食感」も強い、
「肉」の味に基本が向いている。
早い話、「カレー」は「肉」「野菜」etc.の「旨味」が大集結している。

ちなみに、「薄味」は、食う方に「敏感」さを、かえって強いる。
「そんな無理をしなくても」ってことにもなる。

2、色がはっきりしている。
だいたいが「濃い黄色」が基本になって、
「赤」~「茶」~「黒」の間で、若干行き来する程度。
魚でも、「マグロ」「シャケ」等、「色」がはっきり認識出切る方が、
食べる方も安心できる様だ。
これも、「分かりやすい」がポイント。

3、香辛料タップリ。
「カレー粉」の香りは、「強烈」「鮮烈」だ。
たいがいの、「微妙な香り」は吹き飛ばすし、空間を充満させる威力がある。
「カレー屋さん」は外まで、「カレー屋さん」を主張する。
何が凄いって、それが「DNAに刷り込まれている」かの様に、
何かを振るい起こさせられる様に、「鼻腔」を心地好く、くすぐる。

4、作りやすい。
スーパーの棚を見るがいい。言うに及ばずだ。
よしんば、「インスタント物」を使わないにせよ、
その製作の所作は、ほぼ特別な「タイミング的な感」は必要としない。
「やり過ぎ」たところで、大きな失敗になり辛い料理だ。
その上「味が濃い」、どんな味付けでも受け付ける。
結果「あれこれ美味い秘訣」が人それぞれ、百花繚乱となる。
「家のカレーが一番」となりやすいのも、道理だ。

まだまだ、理由は考えられるかも知れないが……。


彼の地「ヴェネズエラ」でも、「賄い」カレーはウハウハだ。
最初は、訝しがっている顔も、
「麻薬」に近い効果があるのか、二度目には目の色が変わる。
「ヴェネズエラの中華屋」でさえ、「カレー粉」を使った料理があり、
結構人気だ。

「日本」と、地球の真反対にある「ヴェネズエラ」でさえ、そうだ。
間の国々が、「カレー」に好意があるのは、容易に予想できる。

「カレー」は、世界を征服する。

ちなみに、次回「ライブカレー」は、「挽肉」「豆」が入った物になる予定。
乞うご期待。

newport宮木英貴




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