ご存知、当店のライブ名物「食い放題カレー」。
少なくとも数日前から「仕込み」は始まっているので、
店の「内外」問わず、「カレーの匂い」は充満している。
当キッチンの「排気」先は、線路下をくぐって抜けられる、
隣の寿司屋さんとの間の「通路」。
通路の向かいにゃ、「焼き鳥屋」さんがあって、
そこの、昔は「粋なお兄さん」だったであろう「マスター」が、
「ライブは良いんだけどさ、カレー、ちょっと分けてけれー。
なんたって、匂いにやらちゃうんだわ」とボヤく。
隣の寿司屋の「父さん」も、「腹減ってる時はタマんねえよ。」と。
ご来店のお客様だって、10人が10人、
店に入った瞬間に「あー、カレーの良い匂い」となる。
そもそも当店、「カレー」を仕込んでなくたって、
何かしら、スパイシーな匂いが、店の空気に染み込んで、漂っている。
「カレー」が仕込み中なら、なおのこと。まるで「カレー」屋さん。
自分の服にだって、美味しい匂いが染みていて、
家に帰っても、別な意味での「カレー臭」、
自分の事ながら「良い匂いだ。」って思うもの。
そんな「カレー」「カレー」、また「カレー」の、
環境自体が「カレー」の日々が、「ライブ」前には、下手打ちゃ1週間、
この度は、チョイの事情があって「2週間」のところ続いた。
にも関わらず、「ライブ」前日は、だいたい「賄い」は味見で「カレー」。
当日は、頭は「音楽」に集中していて他の事は考えられないんで、
みんなと一緒に、食い放題用の「カレー」。
翌日は、余った「カレー」が待っていて、やっぱ「カレー」。
翌々日は、流石に「カレー」から方向を変えることが多いが、
翌々々日は、「余りの余りカレー」があることが多いので、やっぱ「カレー」。
「ライブ」前後の日々は、それでも「麺類」やら「何」やら、
若干の工夫をする事はあるが「カレー」からは、そうは外れない。
「カレー」は偉いな。何日続いてもOK。
「カレー」やら「ラーメン」は、やっぱ「DNA」に刷り込まれているかも。
(ここからは、大きな声で!)
もっとも、当店の「カレー」にも原因もあるやも、
何たって、「油脂」は必要最低限しか使わぬ。
「トロミ」の半分以上が、「粉」ぢゃ無くて「野菜」のペースト。
使った「ブイヨン」は、当然「インスタント」ぢゃない、ちゃんと「ガラ出汁」。
使った「肉」は、「脂身」の少ない部位。
だから、胃にモタレ無いんだ、これが。
自慢はこんなところで。
newport宮木英貴
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