「牛肉」と「飯」を結ぶ「手」、そりゃ、いろいろ考えられる。
ひっくるめて「牛丼」って言っちゃっちゃあ、多少無理があるかもしれんが。
例えば、その一つ、「吉野家」風の「それ」。
大量の「煮汁」で、薄切りの「牛肉」を「サッ」と煮て、「飯」に乗せる。
「ファーストフード」ってな位で、「サッ」と出来て、
かつ、「肉」も硬くならない。実に、「上手い」「美味い」方法。
いく度か、当「賄い」でも、同じ出来上がりを目指したが、
この方法、大量の「煮汁」が無いと、「サッ」と煮る、
つまり、薄切り「牛肉」を同一条件で、
なおかつ短時間で仕上げるのは、難しいってこった。
「ケッチ」い性格、「勿体無い」に取り付かれた思考では、チョイ無理。
だって、「汁」が余る。
じゃあ、そこそこの「厚さ」の牛肉を用意しておいて、
「ガッ」と、「焼く」「炒める」をしたところに、それなりの「味」を足す。
まあ、ある意味「すき焼き」風の発想。
これだと、その「味」の内容は工夫次第だし、
「肉」「飯」全体の分量を考えて「塩梅」出来るから、合理的。
この方法の「亜種」を考え出すと、無限に広がってしまって、
収拾が付かなくなってしまう。止めりゃ良かった。
だって、「肉」を厚くすりゃあ、「ステーキ」だし、
焼く「油」でも、風味は違ってくる。
「すき焼き」風の「甘辛しょう油味」でも良いけど、
シンプルに「塩」だけでも良い。
そもそも、焼かなくても、良いんじゃない?
ん……………。
と、まあ、「いろいろ考えた結果」を羅列した次第。
で、この度の「賄い」。
「牛スジ」が、程良い量が出たので、長ーく煮込んで「ヤワヤワ」にする。
こいつを「甘辛しょう油味」にして、「飯」の上へ。
この「牛スジ」、出処の肉の素性も良いもんで、煮込んでも美味い。
ある意味「希少」、贅沢な「牛丼」って事。
で、お供は「温泉卵」。
最近「保温調理器」なるものを入手、そいつを使うと、スゴーく簡単に出来る。
そんなこんなで………。
newport宮木英貴
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