2012年11月8日木曜日

11/7水曜 ミートソースのパスタ(フジッリ)


いわゆる「マカロニ」とか、長くない「パスタ」を、総称して
「ショートパスタ」とか言う。
その他、「団子状」「板状」「イタリア的ぎょうざ状」イロイロあるが……。

ま、簡単にそんな事を言うと、「重箱のスミ」をつつかれそうだ。
「じゃあ、パスタって何?」って事にもなりかねない、
そんな事を事細かに説明してたら、時間が幾らあっても足りない。
御多分に洩れず、言葉の「定義」なんて物は「あやふや」なんだし......。


あー面倒くさ。
ここでは「いわゆるショートパスタ」って事で、話を進める。

ご存知「パスタ」ってのは、「長い、短い」に関わらず、めちゃくちゃ種類が多い。
「大きさ」「形」「表面の加工」etc....
で、「ショートパスタ」。
かつての日本での代表格は「マカロニ」で、
最近は、「イロイロな形」の物も売られていて、手頃に手に入る。
総じて「可愛らしい」「面白い」形が多い。

「ヒダヒダ」がいっぱい付いていたり、クルんと「丸まって」たり、
「向こうとこっっち」の厚さが違っていたり。
これを茹でると「硬さ」の違いが、一個の「ショートパスタ」の中で出てくる。
それが、「食感」やら「歯ごたえ」やら「食べ応え」やら、面白い効果を生む。
「ヒダヒダ」が、「ソースの絡み具合」の変化も生む。

例えば、
今回使った「ショートパスタ」は、「fusilli(フジッリ)」。
螺旋状のパスタで、「糸巻き」の意。
こいつは、その「ヒダヒダ」に「ソース」をタップリ溜め込んで、
濃厚に「ソース」の味が楽しめる。
おまけに「ショートパスタ」の特徴として、「小さい」「短い」から、
簡単に「フォーク」「スプーン」で持ち上がって、「一口」で食べられる。
なんて事もあるので、濃い味が良い「酒の当て」にも使いやすい。

当然、茹で加減も重要だが、そこは人それぞれで対応するしかない。
当店的には、「歯ごたえが、かすかに残る程度の柔らか目」
を目指しているが、これとて「硬い!」のクレームがあることも。
あー、やっぱり面倒くさ。

だいたい、こんな「大きなテーマ」は身に余る。
「ショートパスタは、酒の当てに良い。」位分かって頂ければOKっす。

ところで「ショートパスタ」は、一般的に「short」と「英語」で言う。
「パスタ」は「イタリア料理、イタリア語」なのに、
どうして「イタリア語」の「corto」を使わぬ?
まあ、これとて「重箱のスミ」だが。

newport宮木英貴


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