2012年11月6日火曜日

11/4日曜 「オクラ」と「マグロの漬け」丼


安くて良い「マグロ」が手に入りゃあ、
我が家的には「漬け」に決まりで、飯に乗せりゃあ「漬け丼」完成だ。
だいたいにおいて、「安い」に趣きがあるのは、しょうもないが。

「マグロ」を適当な大きさに切り、適宜「しょう油」やら「酒」をふる。
「漬け」にすれば、「色が悪い」「筋張っている」等、
少々の見た目の悪さは、目をつぶれる。

日本人にとって、「米の飯」ってのは特別な存在なのは言うまでもない。
「ラーメン」がどうした。「カレー」は、もはやソウルフードだ。……。
なんて声高に叫んだところで、「飯」にはかなわない。

その「飯」を大盛りによそって、上に「何か」乗せる。
そんな「丼物」も、日本人的「こみ上げる物」を誘発する。

「親子丼」「天丼」「かつ丼」「うな丼」………。
例えば「ステーキ丼」「カレー丼」とか、なんか洋食っぽい、
どちらかってのは言うと、「あっち」の食い物も
「丼」が付いただけで、「こっち」の食物になる。
フレンチの定番だって、「フォアグラ丼」って言うだけで「こっち」のもんだ。

「海」に囲まれた「日本」であるが所以か、
「海鮮物の丼」に至ると、もう、思っただけで顔が緩む。
「イクラ」「ウニ」「アワビ」等、各種生鮮魚介………。
「魚介系」だと、「飯」をいじるのも有りだ。
「酢飯」か「白飯」か、悩むところでもある。

「マグロの漬け」を、「海苔」敷いた「飯」に乗っけて、
茹でて、叩いた「オクラ」を乗せる。
「白」「黒」「赤」「緑」、目にも鮮やかだ。

ところで、「茹でて、叩いた"オクラ"」なんて、
「オー!日本チック」とか思うでしょ?
ところが「オクラ」の原産は、「アフリカ」で、
彼地「ヴェネズエラ」でもポピュラーな食い物。
「納豆」代わりに、良く食ったもんだ。

と、自分の話に自分で「ミソ」付けて、ちゃんちゃん。

newport宮木英貴





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