2012年11月22日木曜日

11/21水曜 オムカレー


「オムライス」または「オムレツ」の卵が「トロトロ」なんて、
良く「TV」何ぞでお目にかかるが、とてもじゃないが、俺にゃあ無理。
と言うのも、作る大きさにもよるが、一人前2~3個は卵を使わなきゃならぬ。

「ケっち」「もったいない」「栄養過多」etc.
多々の理由で、「卵」は一日一個と決まっている。
結果、当「賄いオムライス」は「チキンライス」を「薄焼き卵」で包んだ物、
と、言っても過言とは言えない。
それにしても、「卵」と「チキンライス」との一体感を出すため、
努力は惜しんではいない事は声を「大」にしたい。

まずは「ガッツり」の強火にしておいて、卵を流し込み、
一瞬にして「フライパン」に触れている部分の「卵」に焼き色を付ける。
が、「反対側」つまり「こっち側」は、まーだ半熟、
そんな内に「チキンライス」を乗せると、「卵」は「御飯」にまとわり付く。
が、この辺「モタモタ」していると、
「強火」のせいで、フライパン自体も高温になっているので、
「あっ」という間に「卵」に火が入ってしまうので注意が必要。
「フライパン」を「火」から、下りたり上げたりの工夫は、ここが「し」どころ。

もっとも、偉そうに「卵」の焼き方なんぞ、のたまわっているが、
実は「プレーンオムレツ」は、大の苦手。
「洋食のコックの技量は、オムレツの焼き塩梅。」なんて風評がある。
以前「オムレツ焼いてみろ」なんて言う、クソ生意気な客があり、
「なんすか?俺の技量を試そうってんですか!?」と、ゴンボ掘った事がある。
そもそも「フライパン」の使い回しが、「上手いか下手か」、
そんな事でしか無いと思っているから、練習する気もないんだけど……。
結局、「オムレツはやらない」で押し切ったが。


ところで、此度の「オムカレー」のソース。
本日の「食い放題ライブカレー」のソースと同じ物。
「挽肉&豆のカレー」であります。

その仕込み時間、「火を入れて」「寝かせて」を繰り返しつつ、
「玉ねぎ」「にんにく」「しょうが」を炒め始める所からだと、2週間。
「ブイヨン」を加えてからでも、1週間、かけております。
「これで完成」ってからだって、2晩、置いております。

ご家庭での「1晩置いたカレーは美味しいよね!」なんてレベルとでは、
「時間」だけとっても、比べられる物ではありません。
「辛さ」はバッチリ、その「味の一体感」「こなれ具合」は、そりゃ大変なもの。

「時間が必ずー、解決するのよー」ってな歌もある位。


本日、ご来店頂けるお客様は、カレーだけ取っても本当にラッキー。
乞うご期待であります。


newport宮木英貴


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